ロイヤルホストの味を、ご家庭で~新ブランド「Royal Host Deli」6月30日に冷凍食品20品
ロイヤルホストの味を、ご家庭で-ロイヤル㈱は6月30日に新ブランド「Royal Host Deli(ロイヤルホスト デリ)」の新商品として、冷凍食品20品の販売を開始します。
え?「ロイヤルデリ」って買ってるけど、と混乱した皆さま、「ロイヤルデリ」(2019年12月~)とは別に、「ロイヤルホスト デリ」という新ブランドが立ち上がります。
デザインも商品仕様も異なる、いわばお店そのままのメニューにより近づけたグレードの新ブランドです。「ロイヤルデリ」は、5年半展開して、50品目を超える品揃えで、自社販売のほかスーパー向けその他卸販売も行って売上約10億円となっていますが、継続しながらも今後は品目数見直し、ブラッシュをする方針とのことです。
ロイヤルホストといえば、ファンの多いこの3品ですね。
では、これまでの「ロイヤルデリ」と「ロイヤルホスト デリ」がどう違うかというのを、6月20日に開催された発表会で試食した「コスモドリア」で見てみると、、、
メディア試食用に提供された「コスモドリア」です。あれ?これは店内で調理したものでは?と聞いてみたら、「ロイヤルホスト デリ コスモドリア」(370g、1080円税込)を食器に移して、ちょっとオーブン焼きしたもの、とのことでした。
つまり中身は、この新商品。
少し前の写真で恐縮ですが、「ロイヤルデリ コスモドリア」(295g、730円税込)は、このような感じです。もちろん基本的な味わいは同様なのですが、パッケージデザインも含めて、「ロイヤルホスト」ファンをより満足させるグレードにしたのが、新ブランド「ロイヤルホスト デリ」なんだなぁと感じます。
新ブランドのデザイン、コンセプトを担当したのは、徳田祐司氏(㈱カナリア代表取締役)。徳田氏は、「ロイヤルホストは高級レストランではなく、手軽に、ゆったりできる素敵な空間。“普段を豊かに”してくれるレストランだと考えました。物販も普段を豊かにしてくれることを伝えるように」デザインした、とのこと。商品ごとにさまざまなパッケージになっていて、統一イメージのベースは、豊かなダイニング空間をイメージしたイラストだそうです。
ロゴマークも店舗のロゴを使用しています。
(左から)ロイヤル㈱倉持敏一セントラルキッチン統括料理長、同社白岩雅博社長、ロイヤルフードサービス㈱川勝邦弘社長、徳田祐司氏です。
発表会にあたり川勝社長は、1953年、福岡市中洲にオープンした本格フランス料理店、ロイヤル中洲本店(現花の木)から始まり、1971年郊外型ファミリーレストラン・ロイヤルホスト1号店(北九州市黒崎)、1969年に完成した業界初のセントラルキッチン(工場、福岡市那珂)などの歴史を語り、「新しい時代に向かい、ロイヤルホストはあるのが当たり前の、生活に寄り添ったブランドへ成長さていきたい。そういう想いの中に生まれてきたのが、『ロイヤルホストデリ』です」としました。
また、白岩社長は食品物販事業がグループの中で戦略事業の位置づけにあること、「普段を、豊かに。」というコンセプトで、「ロイヤルホスト デリ」ブランドを展開すること、大量生産型の東京食品工場と多品種・少量生産の手作り感が可能な福岡セントラルキッチン工場・ベーカリー工場の特長を生かした食品事業を推進していくと説明しました。また、「ギフトも展開。秋以降は冷蔵商品、常温商品の含めて拡充していきます」と発表しました。