冷凍食品News

2022年の新商品を振り返って年末恒例!勝手にベストテン♪

2022年12月31日! エフエフプレス年末恒例、この1年に発売された家庭用冷凍食品を振り返って“勝手にベストテン”を発表します。

今年、冷凍食品は大注目を浴びました。メーカーの商品ばかりではなく、フードサービス企業が開発した冷凍食品も話題になりましたね。

冷凍食品の売場は広がり、多品種を揃えた売場、プレミアムラインに絞った売場も続々登場しました。EC販売も活況のようです。


百貨店の冷凍食品売場は、ほぼ30年ぶりに復活。皆様にとっては、冷凍食品アクセスポイントが一層多様になった年ではなかったでしょうか。

まとめて言えば、冷凍食品の限りない可能性に気付いていただけた『新・冷凍食品元年』であったと思います。


冷凍王子こと、西川剛史さんの「冷凍食品の本」も12月18日発売となりました。この1年を締めくくるにふさわしい、素晴らしいことでした。

と、前置きはこの辺で、新商品勝手にベストテン!いきます。いつもは、第10位から上がっていきますが(普通そうですね)、今年は特別に1位からいきましょう。

なぜって、今年はこれだよねってみんなが認めていて、10位から発表しても驚きがいまひとつなので、、、

ということで、いきなり!!

第1位 冷やし中華 ニチレイフーズ

トレンド関連メディアでも、ヒット商品にランキングされるほどの注目商品でした。「でした」と過去形なのは、3月~秋までの限定販売商品だったのです。1年中販売してほしかった、、、、と思ったら昨日、某スーパーの売場にまさかの品揃え!在庫かなぁ。年末で確認できずですが、こたつで「冷やし中華」というのも良いですね。

氷が電子レンジのマイクロウウェーブの影響を受けにくく、解け残るという特性を利用した、レンジワンクックの冷やしめんメニューです。

第二弾は9月発売「極太つけ麺」、第三弾は明日、2023年1月1日発売の「カレーうどん」。

第2位 海老肉焼売 味の素冷凍食品

ギョーザ発売50周年の年、餃子ではなく、あえて味の素冷凍食品の焼売!という勝手なセレクト。厳密に言えば、フルモデルチェンジ商品なのですが、人気定番の「ザ★シュウマイ」の姉妹品的位置づけで再開発、新発売したところに、グッと心を持っていかれました。黒い焼売の隣に青い焼売。良いですね。パッケージのままレンジ調理ができます。

「ブリッとした海老と豚肉」、みんな大好きなコクを感じる「帆立だし」。王道ですね。

味の素冷凍食品は、数々のギョーザチャレンジが光りましたね。上半期は「黒胡椒にんにく餃子」がビールファンの心を捉えてヒット、レンジ対応の「レンジでギョーザ」も完成度が高まりました。そして、極めつけは『最高峰』をうたった「海老大餃子」でした。

ご当地餃子も有名飯店餃子も蹴散らすくらいのパワーのある商品。じわじわと人気を獲得してほしいですね。

第3位 えびそば一幻 あじわいえびみそ マルハニチロ

札幌の行列ができるラーメン店、えびそば一幻、その監修商品を実現するまでに約2年の歳月を要したという開発魂が光る新商品でした。えびの旨み、風味、コクを再現したスープ。えび風味揚げ玉も添付して、完成度の高い逸品。びっくりしましたね~。

第4位 Smart Table! ミニチュロス 日清製粉ウェルナ


家庭用冷凍食品のスイーツの新星!ミニチュロス チョコソース入りとカスタードソース入りです。テーマパークの定番スイーツとして誰もが知っているチュロスにソースイン。食べやすいミニサイズ、オーブントースターでカリッと仕上がる文句ない美味しさ。新しい冷凍食品スイーツの世界を切り開いてくれました。

第5位 冷凍 日清ごくり。鶏白湯ラーメン/辛味噌ラーメン 日清食品冷凍



冷凍ラーメンは2021年からトレンドですが、決定打として開発、発売されたのが「冷凍日清ごくり。」です。レンジでチンして、お湯をかけて混ぜるだけという超簡単「お湯かけ方式」。ラーメンは冷凍が便利で美味しい!!と感じるファンをどんどん獲得しています。なんといっても、ざらつき感のあるスープがラーメン専門店レベル、なんですねぇ。目の前に丼が来たとき、「ごくり。」と喉が鳴る美味しさ。

第6位 シェフの厨房 低温調理製法ハンバーグ 日本ハム冷凍食品



2021年、2022年とハンバーグ新商品が続々と出る中で、シェフの調理法、低温調理を採用したハンバーグ。肉が硬くならない、生焼け食感にもならないちょうど良い温度帯で加熱するのが低温調理。家庭料理では難易度が高い調理法で仕上げた絶品です。1人ならレンジで、2人なら湯せんでもOKです。中でも「和風おろし」は、大根だけじゃなく、玉ねぎ、蓮根、生姜と4種の野菜を使用した特製おろしソースにスダチ果汁も効かせた名品です。

第7位 まんぞくプレート ふっくらごはんとデミグラスハンバーグ/豚肉生姜焼き ニッスイ


つやつやの釜炊きコシヒカリブレンドごはんが美味。新商品発表会での試食でノックアウトされましたねぇ。そして白いごはんに合うおかずは、料理コンテスト「RED Uー35」で優秀な成績を残した若手シェフの監修です。副菜までひとひねり美味しいところがGoodです。年末の発表では、春に第3弾だそうです。期待大。

第8位 丹念仕込み やわもちうどん テーブルマーク

待望の丹念仕込み本場さぬきうどんの姉妹品!! やわらかいけれど強すぎないコシもある、新食感の冷凍うどんです。丹念仕込みの製法は、生地を縦横にのばしていく「綾・熟成法」。小麦の風味、美味しさを最大限に引き出します。本場さぬきうどんは、今年「マツコの知らない世界」でマツコ・デラックスさんが絶賛。もちろんその前から食のプロが絶賛している冷凍うどんの最高峰です。今年は、やわもちうどんも「ジャパン・フード・セレクション」グランプリを受賞しました。さすがです。

第9位 大阪王将 謹製なにわの羽根つきお好み餃子 イートアンドフーズ

おなじみ大阪王将根つき餃子のニューバージョン、おたふくソースと鰹節、あおさがついてます。笑いました^^ しかも美味しい。パリパリがついている食べやすいひとくちサイズのお好み焼と言った方が良いかもしれません。発案は同社仲田社長という点も面白い。今年は関東第三工場が竣工して、バリエーション豊かなラインナップも生産余力ばっちり。

第10位 いまどきごはん 2種盛り キーマ&トマトカレー ニップン


ワンプレート『いまどきごはん』シリーズながら、ヴィーガン認証。しかも美味しい!ニップン独自の豆腐から作ったお肉、ソイルプロを使ったキーマカレー、完熟トマトをふんだんに使ったトマトカレーのあいがけカレーライスです。ごはんは、もち麦入りサフランライス。にんじんアチャール(インドのつけもの)とほうれん草トッピング。紙トレー入りです。
新商品グランプリ(日本アクセス主催)でNo.1を獲得したのも納得です。
各社、代替肉使用商品の開発を進めていますが、こんなスタイルで美味しく、さりげなく提案するヴィーガン商品にシビれました。

以上ベストテンですが、もう一つ番外でおまけ。

かねてよりの冷凍ラーメンブームの火付け役、キンレイが今年春に発売した「お水がいらない 博多豚骨ラーメン」。ラーメン横綱、横浜家系、カドヤ食堂監修中華そば、札幌味噌ラーメンなどなど、着々とアイテムを拡大して、ついに、バリカタ細麺の博多も実現。素晴らしいですね。ラーメン横綱は、今や看板商品「鍋焼うどん」と肩を並べる商品に。来年もまた新開発商品に期待したいと思います。

ではでは、皆様、よいお年をお迎えくださいませ。来年もバラエティ豊かな冷凍食品にご期待ください。

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