「いも」の部屋 Potato’s room
マクドナルドのポテトってマッシュポテトみたいなものを固めてるの?
冷凍フライドポテトについて、皆様に役立つ情報をご案内する、「いも」の部屋、Potato’s room
です。
まずは第一報。
最近友人が、「マクドナルドのポテトってじゃがいもを切ったものじゃなくて、なんかマッシュポテトみたいなものを固めてるんだって?」というのでびっくり!!
そんなことを信じている方がたくさんいらっしゃるのなら大変な誤解!
これは、「いも」の部屋を早くオープンして、正しいことをお知らせしなくては、と焦った次第です。

フレンチフライの原料、大きく細長い「ラセットバーバンク」ポテト
まずは結論から。
マクドナルドのポテトは、米国産のホワイト系ポテト(ラセットバーバンク種)をカットして軽くゆでてから、さっと軽~くフライ。急速凍結したものです。従って、芋そのもの!
なんで、固めた?なんて誤解が生じているのでしょう? ひょっとしたら、細長~いポテトがあるのが原因かもしれません。日本のじゃがいもで、あんなに長くカットできるものは無いですからね。
ラセットバーバンクというポテトは、ずんぐり横長。なので10数センチで細長いカットも可能なのです。
ポテトを瞬時にカットする「ウォーターガンナイフ」長さが様々なのは、中心部が長く、外側に行くに従って短くなるから。
ラグビーボールの両端を丸め、小さめにしたものを想像してください。真ん中あたりは細長~くカットできますね。
フライドポテトの製造工程図。ラム・ウエストン社にお借りして掲載いたします。
ラムウェストン社 冷凍ポテト生産風景動画

