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台湾産冷凍枝豆・おいしさのヒミツ① 収穫してから4時間以内に急速凍結されています


昨日台湾から帰国しました。台湾ではまさに今が枝豆の収穫シーズン(秋作と春作があります)。そのほとんどは冷凍枝豆になって日本をはじめ「EDAMAME」が人気の米国他に輸出されています。

今回の訪問目的は、12月1日に高雄圓山ホテルで開催された「2023年日台冷凍農産品生産販売安全懇談会」にスピーカーとして出席することですが、農場視察、高雄区農業改良所訪問、地元住民に大人気の「枝豆祭り」参加など、日台双方の冷凍枝豆関係者、日本の専門紙記者団と共に、充実した時間を過ごすことができました。

台湾産冷凍枝豆はおいしい。日本が輸入している冷凍枝豆の中でダントツトップ人気を16年間継続しています。その「おいしさのヒミツ」をシリーズでご紹介したいと思います。

まずは、収穫風景をご覧ください。農場でハーベスター(刈り取り機)の上に乗って写真を撮らせてもらえましたので(わくわく、感動)、ぜひそのスピード感を味わっていただきたいです。

ハーベスター(刈り取り機)でスピーディに収穫して、いっぱいになった所でトラックが登場。横付けして、刈り取った枝豆を受け取り、すぐ工場に向かいます。工場に運ばれた枝豆は、すぐ下処理(選別、洗浄)、加工(ブランチング、主に塩ゆで)、急速凍結されます。収穫から製品になるまで、なんと4時間以内。この鮮度が抜群のおいしさを実現する一大要因なのです。

ハーベスターは1時間で4tを収穫できます。それは手摘みの収穫500人分に相当するとか。


今の主流品種は「高雄9号」

農場で説明してくれたのは、冷凍枝豆生産大手の大明食品工業股份有限公司(本社高雄市、ニッスイグループ企業)蔡敬虔董事長です。「今年の秋作は順調です。高雄9号は、色目が良く豆もパンパンに詰まって、糖度も高く味も良い品種」

大明食品は、1972年から冷凍枝豆を生産しています。2019年には最新設備を備えた第2工場を新設。約450ヘクタールの枝豆農場と密接に連携して栽培を管理していて、農地から同社工場までは最短15分~最長1時間以内です。

日本国内では、朝獲れの生鮮枝豆は産地での購入以外の調達は難しく、収穫から最低2日のタイムラグで入手することになりますが、台湾冷凍枝豆は、その日のうちに鮮度を保って保存しています。これがおいしさ、高品質を生み出しているのです。

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