山義『越中ぶたキャラまん』(富山県):冷食番長タケムラダイ 〜ご当地冷凍食品☆全国制覇への道~👣第78歩
押忍!冷食番長のタケムラダイだ!
前回は長崎県まで足を伸ばして、「ダイニング味遊」の「長崎ちゃんぽん」を紹介した。
肉、魚介、野菜、麺、スープを一つの鍋にまとめて、長崎らしい食文化を丸ごと味わえる一杯だった。
そんな長崎から今回向かうのは、九州を飛び出して一気に北陸・富山県!
富山といえば海産物が真っ先に頭に浮かんできそうなもんだが、今回の主役はなんと「豚まん」だ。
しかも、ただの豚まんじゃねぇ。
豚の顔をした、めちゃくちゃ愛嬌のある豚まんよ。

紹介するのは、富山県の「山義(やまよし)」が手がける「越中ぶたキャラまん(えごま醤油味)」。
見た瞬間に思わず笑っちまうようなコミカルなビジュアルをしているんだが、ここで勘違いしちゃいけねぇ。
見た目とネーミングこそコミカルだが、商品仕様は、しっかりガチのご当地冷凍食品だ。
そんな“かわいい”と“本格派”が同居する、ちょっと変わった「越中まん」の正体に迫ってみようじゃねぇか!
■「越中まん」を生み出した「山義」って、どんな会社?
まずはメーカーである「山義」からだ。
山義は、全国各地の専門食材を仕入れ、富山県内外の外食産業へ提案する「プロ仕様の専門食材卸売業」を軸に、食材の企画・製造・販売までトータルでプロデュースしている会社だ。
さらにグループ会社では、本格的な和食材を企画・製造し、外食産業の厨房で使われる一次加工済み食材を手がけている。
つまり、最初から「かわいい豚まんを作ってみました!」みたいなノリで商品開発をしている会社じゃねぇ。
プロの料理人が使う食材を扱い、外食産業向けの商品を企画・開発してきた経験がある。

その経験を一般家庭向けの商品にも落とし込み、「料亭や有名ホテルの食事クラス」を目指した商品づくりを行っているのが山義なんだ。
そして山義が大切にしているのが、「本物の味」と「素材本来のおいしさを際立たせる」という考え方。
さらに、富山湾の白エビや富山県のブランド米「富富富」など、富山の恵みを生かした商品開発にも力を入れている。
この背景を知ったうえで「越中ぶたキャラまん」を見ると、単なるキャラクター商品じゃねぇことが分かってくるよな。
■かわいい顔して、中身はしっかり「ご当地冷凍食品」!
「越中ぶたキャラまん」は、「越中まん」から生まれた新シリーズ。
越中まん自体が、富山の食材をふんだんに使った点心シリーズで、富山の食材を餡に仕立て、ふわふわ・モチモチの皮で職人が一つひとつ丁寧に包んでいる。
1個約140gという、豚まんとしてもしっかり食べ応えのあるサイズだ。
その越中まんを、豚のキャラクターに仕立てたのが今回の「越中ぶたキャラまん」。
これが、なかなかスゴい。
豚の顔を立体的に作り、鼻や耳まで表現しているから、蒸し上がる前から「食べ物」というより「キャラクター」に見えてくる。

しかも、豚の鼻の穴の部分には小豆を使っている。
ここ、個人的にかなり好きだ。
「鼻の穴まで食材で表現するか!」っていう遊び心があるんだよ。
ただし、ふざけているのは見た目だけ。
中身には国産豚肉をたっぷり使用し、定番の醤油味に富山県産えごまを加えている。
えごまはプチプチとした食感も特徴で、豚肉の餡に富山らしい個性を加えているんだ。
このギャップが面白ぇ。
ビジュアルは完全にキャラクター。
でも、餡は本格派。
この振り幅こそ、「越中ぶたキャラまん」の最大の魅力なんじゃねぇかと思うぜ。
■富山県産えごまを入れた「醤油味」という選択
豚まんといえば、豚肉、玉ねぎ、醤油などを合わせた味わいが王道だ。
そこへ富山県産えごまを加えることで、一般的な豚まんとは違う個性を作っている。
えごまはシソ科の一年草で、葉は青じそに似ていて、実はゴマに似ている植物だ。
古くから長寿食として知られ、「食べると十年長生きできる」といわれているそうだ。
この商品の面白いところは、富山県産えごまを「健康によさそうだから入れました」というだけで終わらせていないこと。
プチプチとした食感を、豚肉餡の中でアクセントとして生かしている。
豚肉のジューシーさに、醤油の香ばしさとえごまの食感が加わる。
ご当地素材を「名前だけ借りる」のではなく、食べたときの特徴につなげているわけだ。
■最大の難関!「どこから食べるんだよ!」問題
ここで、キャラクターまん最大の宿命が待っている。
かわいい。めちゃくちゃかわいい。
だからこそ食うのに躊躇する。
特に今回は、豚の顔がかなり丁寧に分かりやすく作られている。
耳があって、鼻があって、しかも鼻の穴まで小豆で表現されている。
そんなヤツを目の前に置いて、「いただきます!」と頭からガブッといくのは、なかなか勇気がいるぜ。

そして今回、俺がどうしても確認したかったのが断面だ。
豚まんは断面を見れば中身の構造が分かる。
餡がどれくらい入っているのか、皮とのバランスはどうなのか、えごまはどんな状態なのか。
レビューをする以上、そこは見ておきたい。
だが、ここでも問題発生だ。
このかわいい豚を、半分にカットするのか……?
包丁を入れる瞬間、ちょっと躊躇するぜ。
キャラクター商品の宿命だな。
しかし、冷食番長としては確認しなきゃならねぇ。
心を鬼にして、いざ!(すまねぇ!豚ちゃん!)
■実食レビューするぜ!
まずは電子レンジでチン!
この「越中ぶたキャラまん」は、電子レンジ加熱対応の袋を使っているため、袋のまま手軽に温められる仕様になっている。
さらに、皮のふわふわ・モチモチ感をより楽しみたい場合は、蒸し器を使ってももちろんOKだ。
そして、いよいよご対面。
……やっぱり、かわいい。
ここまでしっかり豚の顔を作られると、食う前に一度眺めちまうわな。
だが、今回は断面も確認するため、意を決して真っ二つ!

すると、中から豚肉を中心とした餡がしっかり登場する。
そして、ところどころに富山県産えごまも確認できるぜ。
口に運ぶと、まず豚肉の旨みと醤油のコクが広がり、そのあとにえごまのプチプチとした食感がアクセントとして入ってくる。

皮は厚みがありながら重たすぎず、ふわっとした柔らかさの中にモチッとした食感がたまらねぇ。
餡だけが強く主張するタイプじゃなく、皮と餡を一緒に食べることでまとまりが出るタイプだ。
そして、食べながら改めて思う。
「これ、見た目だけで判断したら完全に損するヤツだな」と。
キャラクター性が強いから、どうしても「子ども向け」「かわいい系」という印象が先に来る。
だが、実際には国産豚肉をたっぷり使い、富山県産えごまを組み合わせた、きちんと素材にこだわった越中まん。
かわいさは入口でしかなく、本格的な味が本体だ。
この順番が、実にいいじゃねぇか。
■まとめるぜ!
前回の長崎県「長崎ちゃんぽん」が、肉、魚介、野菜、麺、スープを一つにまとめた長崎の食文化を楽しむ一杯だったとすれば、今回の富山県「越中ぶたキャラまん」は、富山の食材を餡に詰め込み、それを愛嬌たっぷりの豚の姿に仕立てたクリエイティブな一品だった。
ふわふわ・モチモチの皮、国産豚肉を使った餡、富山県産えごま。
そして、豚の鼻の穴を小豆で表現するという遊び心。
ビジュアルとネーミングはコミカルだが、商品仕様を細かく見ていけば、ちゃんと富山の素材と食文化を背負った、ご当地冷凍食品なんだよ。
何より、半分にカットするのを一瞬ためらわせるほどの「かわいさ」がありながら、食べ始めればしっかり本格派。
こういう商品、俺は嫌いじゃねぇ。
いや、むしろ大好きだ。
便利で旨いだけじゃなく、「見た瞬間に誰かに話したくなる」という価値まで持てる。
この「越中ぶたキャラまん」は、その好例だろう。
富山を訪れたときは、ぜひ現地の食文化と一緒に「越中まん」の世界も覗いてみてくれ!
そこんとこ夜露死苦!
■ココで買えるぜ!






