【特集】楽しい「謎肉炒飯」♪ 冷凍めんでも?!『日清 お椀で食べるどん兵衛 きつねうどん』
日清食品といえば「チキンラーメン」、「カップヌードル」、和風のめんなら「日清のどん兵衛」などなど、冷凍食品事業を展開する日清食品冷凍でも、そのブランド力を生かした期待の新商品が2020年春登場しました。うどん、ごはん類を担当する上原秀介プロダクトマネージャー(マーケティング部 第2グループ)に注目商品の開発背景をうかがいました。現職に就いてまもなく1年、前職はデザインルームとあって、ヒゲがおしゃれです。いつもニコニコ楽しそうにされているので、待望の初インタビュー♪
―今日はよろしくお願いします。うふふ、、、(思わずつられて笑ってしまいます)
上原プロダクトマネージャー(以下PM) よろしくお願いします!!(勢いのよいパワー!) 冷凍食品は実は12年ぶりなんです。日清食品、日清シスコでのマーケティングなど経て直近デザインルームは3年。「カレーメシ」のブランドマネージャーもしていました。冷凍食品の担当になり1年、今回の新商品から僕が企画したものになっています。
―先日の新商品発表会で、第2グループの新商品にはびっくりしました。そして、見て、食べて楽しかった。特に「謎肉炒飯」(関東甲信越先行発売商品)は、発売前に話題にするだけで盛り上がりました。食べてもいないのに、誰もが想像をふくらませることができる。すごい商品です。
上原PM それは嬉しいですね。当社の強みはなんといっても「ブランド」だと思っています。皆様に認知度の高いブランドを使うことで注目していただける。日清食品からの「謎肉」(カップヌードルの人気具材:豚肉と大豆由来の原料に野菜などを混ぜてミンチ状にし、フリーズドライ加工したもの)の発信は、2015年から始まりました。その後カップヌードルミュージアム限定で「謎肉丼」を出したら大人気。それを背景に「カップメシ」限定商品として発売した「謎肉丼」も大ヒット(2018年の限定発売に続き、2019年末には定番商品として発売)しました。このコンテンツを冷凍食品で生かすにはどんな表現方法がいいのかを考えました。いかがでしたか?
―楽しく、美味しくいただきました。でも、「確かにご本人だけど、いつもとは着ているものが違うかなぁ~」といった感想です。
上原PM そうなんです、その通り!
ここを見てください。実は「‟焼”謎肉」、なんです。カップヌードルの具材そのものを使用していますが、フリーズドライですからそれをもどして、ごはんや卵といっしょに炒めています。加熱されてより肉っぽい、というのもおかしな表現ですが、独特の食感と風味になって、新しい価値を出せたと思います。そして、普通に美味しい炒飯に仕上げました。
―焼謎肉はまさに、ゴロゴロと入っていました。反響あるでしょうね。
上原PM 量は「謎肉丼」とほぼ同じです。1パッケージ300gに40個近く入っています。予想通りの反響です。「謎肉」に対して敏感に響く人が一定数いらっしゃるし、そんなマニアばかりでなく、どなたでも美味しく食べていただける炒飯ですから、幅広い年齢層の方に楽しんでいただけると思っています。カップヌードル味はしていますが、炒めてあるのでそっくりにはなっていないこともポイント。関東甲信越で良い評価を頂き、できるだけ早く全国発売にしたいです。
―さて、もう一つ驚いた、楽しい新商品は、「日清 お椀で食べるどん兵衛 きつねうどん 2食入」でした。
即席麺の「お椀で食べる」とパッケージデザインもほぼ同じ。違うのは冷凍はしっかり「きつねうどん」です。今回の新商品の狙いは?
上原PM シニア世代のニーズや塾に行く前のお子さまなどのコバラ満たしにも最適。ごはんに合わせておつゆ代わりに、二日酔いのお父さんの朝ごはんにとか、いろいろなオケージョンが考えられる商品です。
実は、自宅で家族が即席麺の「お椀で食べる」を買っていて、食べていたんです。中学生の息子が食べているのを見ながら、冷凍食品でもいける、と確信しました。うどんは冷凍の方がより美味しいですからね。
―作り方もレンジ+お湯。即席麺とさほど変わりませんね。
上原PM 価格は即席麺より高めになりますが、生揚げのおいしいきつねうどんが手軽に食べられます。徐々に認知されていって人気が出てほしいと思います。
―今回、ふっくらおにぎりの「にぎっ太」シリーズと一緒に提案していることも興味深いです。独自のカプセル容器で解凍できて、コンビニおにぎりより手ごろな価格で食べられる1個入おにぎりと一緒にすると、手軽なランチセットになりますね。
上原PM 冷凍うどんはかつて、冷凍めんの主役でしたが、私が少し冷凍から離れている間に売場は激変していました。もちろん、うどんも売れていますが、パスタの品揃えが充実していて、その他具付きラーメンも大人気。うどんでも新しい提案をと考えた新商品が「お椀で食べるどん兵衛 きつねうどん」。そして同じ『和』の提案である「にぎっ太」シリーズを併せて提案していきます。
―和のメニュー、もっと広がってほしいです。期待しています。
(ニコニコニコ)笑顔はうつりますね。ありがとうございました!!