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「食育に大きな役割」 名古屋で栄養教諭、学校栄養職員向け冷凍食品研修会(日本教育新聞、冷食協)



「学校給食法の目標達成ため、食育の推進に皆さんの大きな役割があります。知識を実践につなげる場が学校給食。その教材である献立作りは皆さんしかできないことなんです」「冷凍食品は出来上がったものという先入観があるかと思いますが、メーカーも研究を進め、今の食生活に合ったものを作っています。調理の施設設備の問題もあるでしょうが、食事内容をいかに充実させるかという努力の中で、どううまく使っていくかという観点で考えてはどうでしょう」 金田雅代先生(女子栄養大学名誉教授、元文部科学省学校給食調査官)の講演に、ひとことも漏らすまいとメモを取る姿。熱気が漂う会場です。

8月22日、夏休み期間ですが、勉強熱心な栄養教諭、学校栄養職員の方々が出席した名古屋市での冷凍食品研修会(会場・名給)。日本教育新聞社主催、一般社団法人日本冷凍食品協会共催です。実践事例は、「学校給食の現場から食事内容の充実を目指して」というタイトルで豊橋市立石巻中学校の栄養教諭、古林郁子先生が報告しました。

平成8年のO-157食中毒事件以降、学校給食の調理場では作業動線の調査を行って、衛生管理を徹底しました。豊橋市では、限られたスペースで生肉、生魚を取り扱うことによる二次汚染リスクを避けるため、調理の一部に冷凍食品を活用することにしました。これによって衛生管理のレベルを上げることができ、作業に余裕が出た分、献立の充実を図ることができたそうです。例えば1品冷凍食品を利用することで、副菜にゆで野菜が1品加えられる、というような変化が起きたということです。また、市で行った学校給食のアイディア料理コンテストで受賞した「豊橋けんちん汁」を普及するため、地元の名産である大葉を入れた肉団子を冷凍食品として開発(高瀬物産㈱、製造はコッコ㈱)したそうです。冷凍食品の利用が地域産物の活用という点でも成果を挙げた、という一例です。

「豊橋けんちん汁」の献立です。主食は、まぜごはん、副菜はおかかあえ。

豊橋産の大葉を使用した開発商品大葉入り肉団子。若鶏もも肉の肉団子で添加物無添加の冷凍食品です。冷凍食品だからこそ給食の現場の要望に即して、添加物無添加が実現できます。


座学ばかりでなく、冷凍食品メーカーの商品紹介、11社33品の学校給食用冷凍食品の試食会、意見交換会と充実したプログラムでした。

児童・生徒全員が美味しく食べられる乳・卵・小麦不使用で製造したデザートや肉団子に注目。


真剣な意見交換。

食育キャラクター付きデザート。


注目を集めた、ひとくちおはぎでは、メーカー担当者の熱弁に爆笑場面も。

冷食協の木村専務理事㊧、三浦部長㊨も「これは美味しいですね」とメーカーの開発努力を称賛。

意見交換会では、金田先生を座長に、全員が感想や意見、冷凍食品を使用する事例などについて発言しました。メーカー担当者も熱心に応対。


出席の皆様からは、最新の冷凍食品が非常に給食の現場のことを研究して開発されていること、アレルギー対応など役立つ商品があることを評価する発言が多くありました。鉄分やカルシウム強化食品には「単に加えるのではなく素材を生かして栄養素摂取を助ける食材がほしい」といった意見。また、「地場産物を使った冷凍食品がほしい」といった要望もありました。地域の産物も獲れる旬の時期に利用して冷凍食品を開発すれば、栄養価も高く美味しく、1年間を通じて学校給食で利用できますね。

取材途中に金田先生から「今の意見に、山本さん答えて」と振りがありました。冷凍食品ジャーナリスト山本をご紹介いただき恐縮でした。ご発言は、冷凍野菜の利用について消極的な意見でした。冷凍野菜の栄養価がしっかりと保たれていること、加熱しすぎない調理を心がけることなど、もっと皆様にお知らせしなくてはいけないな~と再認識した次第です。

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