大阪・関西万博2025「未来の食の楽しみ」発表会:「テラスニチレイ」のメニューはカスタム可能な炒飯、新技術の今川焼、廃棄ゼロのアセロラスムージー
公益社団法人日本国際博覧会協会は2月4日、ホテルニューオータニ大阪で、「2025大阪・関西万博 未来の食の楽しみ発表会」を開催しました。【写真後列右端は、スペシャルサポーター、はるな愛さん】
冷凍食品業界企業では、ニチレイフーズがEXPO70から55年を経て再び、冷凍食品活用レストラン「テラスニチレイ」を出店するのをはじめ、ケンミン食品がグルテンフリーラーメンの「GF RAMEN LAB」を出店、イートアンドグループ・大阪王将は、白ハト食品工業が出店する「サスティナブルフードコート 大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~」内に出てメニューを提供します。
ニチレイフーズの「テラスニチレイ」での提供メニューは、今回が初披露。調理ロボットを使い、冷凍炒飯をベースに約20種類のカスタマイズができる炒飯と、凍ったままでおいしく食べられる今川焼(抹茶生地・あずきあん)、アセロラミックススムージー(アセロラの皮も種も使用)です。
お店のスタッフが着るユニフォームも披露しました。
(㊧から)発表会に臨んだ、ニチレイフーズの奥村剛飛広報部長兼ライン&マーケティング戦略部マーケティング部長、原山高輝マーケティング部マーケティンググループマネジャー、田口祐二マーケティンググループリーダー。
当日は、出店する11社がそれぞれプレゼンテーションを行いました。
ニチレイフーズは田口リーダーが登壇。
EXPO70の「テラス日冷」を振り返りながら、新たな「テラスニチレイ」の概要を発表しました。
店内には、「冷凍食品の未来を感じていただける展示」(田口リーダー)も設けられます。
「1970年の万博は、冷凍食品が成長する大きなきっかけとなりました。今回の万博では、おいしさと保存性、利便性だけではない、冷凍食品の新しい価値を体感していただきたい」(同リーダー)という店に。
提供する炒飯は、特製炒飯をベースに、卵の量、具材の選択、味付けなど、自分好みにカスタマイズできるという仕掛け。
発表会では、報道陣に今川焼の試食とアセロラスムージーの試飲が提供されました。冷凍庫から出して10分ほどの今川焼は、カチカチではなく、噛むとサクッとしっとり、ひんやり。真夏の会場で涼がとれるスイーツとして人気が出そうです。外国人に人気の抹茶味が注目を集めることでしょう。