冷凍食品業界ニュース

凍菜協20年、「安全安心な輸入冷凍野菜を消費者の皆様に伝える活動もしたい」中井会長

「えーだまめ、えーだまめ、今日も買った~♪」と枝豆の歌が流れ、昨年12月に台湾・高雄で開催された「枝豆祭」会場を撮影したビデオが流れる中、輸入冷凍野菜品質安全協議会(略称・凍菜協、中井清典会長:ニッスイ)の第21回総会(5月30日、アルカディア市ヶ谷)が開会しました。
開会挨拶に立った中井会長は、ます冒頭に「昨年、会長として日台会議に初参加したのですが、会場に枝豆の歌が流れていて、すごくいい歌だなぁと感じました。作詞は大明食品蔡董事長、台湾語作詞や作曲も有名な方々で、非常になじみやすく心が穏やかになる歌です。凍菜協ホームページにアップする予定ですので、ぜひ皆さまに聴いていただきたいと思います」と枝豆の歌を紹介しました。、
凍菜協ホームページ
「昨年度の活動を振り返りますと、コロナ明けての活動再開となったのですが、過去3年間に思うように活動できなかった期間があり、その間に委員も交代して、大変苦労をした活動再開でした。私は全ての委員会に参加しましたが、委員会の活動内容そのものの議論から始まりました。苦労はありましたが、大変良かったと思います。凍菜協は2024年で設立20年を迎えます。設立当時は農薬問題が大きく取り沙汰されていた中で安全な冷凍野菜を輸入するために、1社では難しいから業界として協力していこうという設立となりました。会員企業の大変な努力もあって、当初の品質リスクは解消されて、輸入検査での違反も減っています。安全安心な輸入冷凍野菜より近づき、そんな中で今、凍菜協は何をターゲットに取り組んでいくかということを考えるタイミングであると感じています。委員会の皆さまの議論が次につながると思いますが、その方向性が見えてきたと思います。私は、みんなで努力してきたことを消費者の皆さまに伝える活動が、この節目の年にできたら良いのではと思っています。今年もぜひよろしくお願いします」(中井会長)

総会は中井会長を議長に、議案を全て承認しました。
その中で、ホームページのリニューアルに向けて準備が進んでいること、輸入冷凍野菜の品質評価制度は、会員以外も利用することが可能であることを発信していくことなど、報告がありました。

役員選出では、中井会長以下、企業の人事異動を除いて再任となりました。
【役員】会長:中井清典(ニッスイ)、副会長:松尾宏樹(味の素冷凍食品)、金子茂靖(ノースイ)、上野直之(ニチレイフーズ)、会計監事:福井歩(神栄)

総会終了後は、講演会「輸入食品の安全性確保について」(厚生労働省 健康・生活衛生局 食品監視安全課 輸入食品安全対策室の矢川専門官)、「消費者庁への食品衛生基準行政の移管について」(同三重野主査)を開催し、活発な質疑応答もありました。

懇親会で、中井会長㊧、来賓の一般社団法人日本冷凍食品協会の出倉功一専務理事㊥、松尾副会長㊨)。懇談会開会挨拶に立った松尾副会長は、「冷凍野菜輸入量は右肩上がりでこれも凍菜協で安全安心に取り組んできた先輩方の努力の結果です。安全性の問題はほぼ解消できて、次のテーマ、課題を議論して更なる発展につなげていきたいと思います」と語り懇談会でのコミュニケーション深化を提案しました。

来賓代表挨拶を行った冷食協の出倉専務理事は、「就任1週間ですが、凍菜協前会長で顧問を努める当協会の川﨑常務理事より詳しく聞いて参りました。安全管理、消費者への安心感提供は共通の課題。一緒に努力し、協力させていただきます」と語り、乾杯発声を行いました。

会の途中には、設立以来協議会運営に尽力されたノースイの佐藤勝彦生産技術顧問が今年勇退されることが中井会長から紹介され、同氏に花束贈呈がありました。これを受けて佐藤氏は、「20年前、残留農薬問題は会社を越えて解決すべきという声が上がりこの会ができました。時代も人も変わりましたが、品質についての問題は今後も協力し合って取り組むことによって業界の一層の発展を祈っています」と語り感謝の言葉を述べました。

中締めは金子副会長が立ち「海外交流委員会では熱い議論が交わされて新しい取り組みへと動き出していることを感じています。動きを止めずコミュニケーションを不可欠として活動を続けましょう」と語り、一丁締めの音頭を取りました。

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