冷凍食品News

手づくりの先へ。 冷凍食品の新ステージで「ワクワク、ドキドキ」「味の素冷凍食品ならではの価値を提供する」寺本社長 

味の素冷凍食品の新カンパニースローガン「Fresh Frozen Ajinomoto ~感動で笑顔を~」、新ブランドビジョン「手づくりの先へ。」(2023年7月4日~)を紹介する動画です。

そして、7月24日に都内で開催された同社2023年秋季家庭用冷凍食品発表会で方針を語る寺本博之社長。

2023年、味の素冷凍食品は『第二の創業期』を宣言しました。家庭用冷凍食品は、いまや1兆円を超える市場規模(同社調べ)。

寺本社長は、50余年の味の素ブランド冷凍食品の歴史を振り返りながら、この新ステージに「ワクワク、ドキドキする商品、味の素冷凍食品ならではの価値を提供できる商品を合い言葉に、国内(従業員)3000人が思いをひとつに、『感動』で『笑顔』をお届けしていく」方針を熱く語りました。

発表会当日のプレゼンター、(㊧から)谷口玲奈(たにぐち・れいな)マーケティング本部戦略コミュニケーション部長、寺本社長、壽福未来(じゅふく・みらい)マーケティング本部製品戦略部マネージャー。

2023年秋季新商品(8月6日発売)の目玉商品は、「白チャーハン」(500g)。

ガツンとしたイメージを打ち出す黒パッケージの「ザ★チャーハン」に対し、正統派の炒飯で、かつ塩分40%カット。

試食用にいただいた「白チャーハン」です。塩分カットの物足りなさは感じずに、いつの間にか残さず食べて、なるほど、我らシニア層のニーズにピタリとはまるチャーハン、と実感。より若い方々が座っていた横の席から「普通に美味しい」といった声も聞こえてきましたので、健康意識の高い方全般に受けそうです。1食分250g食べたとして食塩相当量は、約1.8gです。

そして同じく塩分40%カットの「おいしく塩分配慮エビピラフ」(400g)。1食200gを食べても食塩相当量は1.12gです。もちろん、定番人気商品「具だくさんエビピラフ」(450g)にプラスする品揃えになります。

そして「ギョーザ」も。発売から“永久改良”を続ける定番の「ギョーザ」(12個入:276g)は、今回、にんにくや生姜など香味野菜の風味をアップさせる改良をしました。「おいしく塩分配慮ギョーザ」(12個入:276g)【写真㊨】は、塩分40%カット。1袋12個を全部食べても、食塩相当量は1.68g。

おいしさを損なわず、塩分カットできる独自技術は、味の素グループの知見を生かしたアミノ酸の活用です。


壽福マネージャーのこの説明を聞いて納得。塩化ナトリウムを減らし、塩化カリウムに置き換える一般的な減塩方法だと苦みが強くなるところをアミノ酸技術でマスキングすることで、まろやかな塩味になる、とのこと。味の素㈱の調味料「やさしお」で活用している技術。


出席メディアに配られた試食プレートその1です。ギョーザは㊧上から時計回りに、現行品「ギョーザ」、改良「ギョーザ」、改良「レンジでギョーザ」(10個入:190g)、「おいしく塩分配慮ギョーザ」です。似ているけど違う、食べ比べ。レンジでギョーザは昨年かなり良い感じと思いましたがまた進化。具の量が1個当たり2g増量。焼き目感を感じながら、少しもちっとしたなめらか食感になっています。

今回、王道アイテムに減塩バージョンを加えた格好になったわけですが、味噌、醤油の減塩商品需要層(年に1回以上減塩品を買う)は、2400万人だそうで、では、ギョーザ、冷凍米飯の減塩商品需要層はというと、1300万人~1500万人と同社では見込んでいます。この、『ゆるやか減塩志向層』、つまり病気で制限するのではなく、健康維持のため減塩を心がけている需要層にアピールすると、ギョーザもチャーハンでも新たなユーザーを獲得していけます。

10月に「白チャーハン」への関心を高めるスポットCMも予定します。

美味しく健康によいこと、それは感動につながり笑顔を生む。ワクワクしますね。

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