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冷凍めん協会 40周年を祝う 品質保証「RMK認定制度」の礎を築いた新倉英隆氏に厚労大臣感謝状


一般社団法人日本冷凍めん協会(吉岡清史会長:テーブルマーク社長)は6月7日、都内ホテルで第20回通常総会に続き、設立40周年式典を開催しました。

功労者表彰では、冷凍めんの開発とうどん店での実用検証にも携わり、また、協会の前身である冷凍めん協議会が1983年に設立された際には、厚生省の指導の下にRMK認定制度※の策定に貢献した新倉英隆氏(元日清製粉取締役社長)に、厚生労働大臣感謝状が贈呈されました。

写真は㊨から、厚生労働省大臣官房 佐々木昌弘審議官、新倉英隆氏、厚生労働省医薬・生活衛生局長感謝状を贈呈された那須保信氏(前日本冷凍めん協会専務理事)。

農林水産省表彰では、農林水産省大臣官房長感謝状が和田博行氏(前会長、キンレイ代表取締役副会長)、 小谷茂氏(前副会長、現熊本製粉専務取締役)に贈呈されました。

写真㊨から、農林水産省大臣官房 新事業・食品産業部 宮浦浩司部長、和田氏、小谷氏。

協会表彰は、会員4工場に授与されました。

協会表彰企業、写真㊨から マ・マーマカロニ㈱宇都宮工場 、テーブルマーク㈱魚沼水の郷工場(以上2022年度最優良工場)、吉岡会長をはさんで、 愛麵㈱、 ㈱うす家(以上2社は、過去10年のレベルアップが評価され工場監査員から推薦)。

式典開会にあたり、吉岡会長が登壇、「40周年を迎えられたのも諸先輩、そして現在業界発展にご尽力いただいている皆さまのおかげ」と感謝の言葉を述べました。40年前を振り返り、東京ディズニーランドオープン、NHKドラマ「おしん」の大ブームなどを挙げ、「当時私は20歳で大学生。飲食店のアルバイトをしていたとき、問屋が持参した冷凍めんを店長と試食しました。非常に美味しかった。香川出身の私が美味しいと感じたうどんでした。今ではラインナップも広がり冷凍めん全体で20億食の生産量。諸先輩のご努力で冷凍めんは間違いなく美味しく、保存性、衛生性に優れた食品となり、だがらこそこの発展がありました。先達の皆さまに語っていただいたDVDは、タイトルを「継承」としました。40周年を通過点として、引き続き消費者の皆さまに、冷凍めんならではの価値を提供し続けたい」と述べました。

来賓祝辞に続き表彰。代表謝辞を述べた新倉氏は、「多加水熟成の美味しいめんを、どうやってユーザーに広くお届けするかという原材料メーカーとしての課題の延長線に冷凍めんがありました。協議会に集ったのはある意味『協業』でした」と40年以上前からの取り組みを振り返りました。

協会のRMK認定制度の策定、PRなども振り返りながら、「表彰は皆さまのおかげ。感謝申し上げます。昨年6月にリタイアして以降、家庭菜園を耕す日々ですが、40周年を次に繋げていくこと、20億食の冷凍めんをさらに大きく押し広げて頂けることを願っています」と次世代への励ましの言葉を述べました。


記念DVDは約20分のダイジェスト版で3つの座談会を上映しました。


引き続き開催された祝賀会では、山田貴夫製粉協会会長の祝辞、乾杯発声で開会。

宴たけなわ、白潟昌彦副会長・会長代行(キンレイ社長)の音頭で一本締めを行い、散会しました。

※日本冷凍めん協会 RMK認定メーク

RMK認定制度のしくみ

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