冷凍食品新商品

冷凍食品売場に『日清のThe ラーメン横丁』! 『日清本麺』第4弾は「ワンタン麺」、『日清まぜ麺亭』は「ニンニクまぜそば」、「こく旨醤油の極太まぜ麺」


日清食品冷凍の2023年春夏新商品記者発表会。新商品資料と共に配布されたのは、パウチされているラーメン店メニューのような、『日清のThe ラーメン横丁』ラインナップ。「日清本麺」「日清まぜ麺亭」「日清中華」「日清 ごくり。」。さらにラーメン&炒飯セット!! 炒飯のブランドも「日清 麺屋の炒飯」「日清カップヌードル炒飯」「日清 チキンラーメン 金の炒飯」と充実しています。

パネルやのれんも作り、冷凍食品売場に『日清のTheラーメン横丁』増殖中とのこと。つまりスーパーの冷凍食品売場の中に、ラーメンコーナー。例えばリーチインショーケースの扉1枚、平台ケース1台にラーメンという、冷凍ラーメンを楽しく選べるお店が増えています。

実施店の成果はデータ収集中とのことですが、ラーメン横丁実施以降、販売が1.2倍~1.5倍になる効果が出たという報告もあるそうです。実施店の様子を同社中村稔取締役営業本部長は、「(1店あたり)6~10品で展開しています。今後は、個食米飯とのセットメニューというカスタマイズ提案も」としました。
春夏新商品、“日清が本気で創った、うまい麺”、『日清本麺』シリーズの新商品は、「冷凍 日清本麺 ワンタン麺」(209g、うち麺140g)です。こくうま醤油、濃厚味噌、ゆず塩に続く第4弾。

写真は少量に提供された試食品です。具の「肉ワンタン」、昨年秋の発売1周年記念企画品のワンタン入日清本麺を買って召し上がった方も多いかと思いますが、本当に出来が良い、お肉がジューシーで皮がぷるんとしたワンタンです。誕生1周年だからワン・タン、というダジャレ混じりながら、大好評だったのではないでしょうか。

新商品の特長は、独自の「生麺ゆでたて凍結製法」の麺は、ぷりっとした食感の中細ストレート麺。スープは、煮干しや昆布など魚介のうまみをきかせた醤油スープ。具は肉ワンタン4個とねぎ、です。具材は麺と一緒に電子レンジ解凍しますが、ワンタンを氷の中に閉じ込めて凍結することで、なめらかでつるっとした食感を実現しています。

ラーメン新商品は『日清まぜ麺亭』シリーズで2品。

「冷凍 日清まぜ麺亭 ニンニクまぜそば」(276g)は、がっつり香るニンニク風味。噛み応えのある平打ちちぢれ麺です。たれは、醤油をベースに背脂と刻みニンニクを加えた、こってりとした“豚骨醤油だれ”。具材は、炙り焼豚、刻みニンニク、背脂、キャベツ、ニラ。

「冷凍 日清まぜ麺亭 こく旨醤油の極太まぜ麺」(247g)は、変化球の極太うどんまぜ麺。日清食品冷凍としては和のジャンルですが、『日清まぜ麺亭』に仲間入りです。パッケージも和テイストを残しながら、他のシリーズ商品と統一感を出しています。ちぢれのあるコシのある麺には風味豊かな小麦ブランを配合。たれは、ニンニクと唐辛子をきかせてピリッとしながら、豚肉の旨みたっぷりのコクのある醤油だれ。具材は、豚肉、油揚げ、ねぎ、です。

シリーズの「冷凍 日清まぜ麺亭 台湾まぜそば」(264g)は、今回魚粉の風味をアップして、さらにやみつき感のあるたれにリニューアル。「冷凍 日清まぜ麺亭 焼豚(チャーシュー)油そば」(265g)は、ラーメン店の“のれん”をイメージしたパッケージデザインにリニューアルしました。


極太まぜ麺を手にしているのが和風・米飯担当の堀部浩稔プロダクトマネージャー㊧。「中華麺の壁を越えていけ!!」(三島健悟プロダクトマネージャー㊨)だそうです。コシがつよくワシワシ食感の武蔵野うどんをイメージした新商品で、マーケティング部内のグループの壁も越えたようです。


ラーメン横丁を紹介しましたが、今年春夏パンフレットの表紙を見ると、「パスタアベニュー」も「和風小路」もありました。


リアル面談による新商品発表会は3年ぶり。「冷凍めんジャンルの市場活性化が我々日清食品冷凍のミッションととらえています」と上和田公彦社長。家庭用冷凍めんNo.1メーカーとして、マーケットリーダーの役割を果たす構えです。原料価格の高騰はじめコスト増の難局にはありますが、「ハード・ソフト両面で付加価値をどのように提供するか、という観点で春夏商戦に臨んでいます。価値をご理解いただくための活動に注目いただきたい」との冒頭挨拶でした。

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