日本・台湾WF-NET タイで再会して合同研修

食品業界の元気集団、WF-NET:食品業界女性経営者ネットワーク(大河原愛子代表)は、5月下旬、2019年度の海外視察事業としてタイ王国を訪問しました。視察団長は、れんこん加工品№1企業、マルハ物産の林香与子代表取締役会長(WF-NET副代表、日本惣菜協会副会長)です。
世界から注目される大食品展「THAIFEX」の開催に合わせての視察、そして、もう一つの大きな目的は、5年前に交流が始まった、台湾WF-NET(王亞倫会長:冷凍食品大手メーカー桂冠實業総経理)のメンバーとの合同研修です。

2014年、WF-NETは結成10周年事業として台湾視察を企画しましたが、その際、日本の冷凍食品業界にも知る人の多い陳建斌農業委員会農糧処長(当時、現㈶農業科技研究院院長)の呼びかけで、台湾食品業界で活躍する女性経営者が参集、日本・台湾の交流会議が実現しました。

↑写真は5年前の会 この会議をきっかけに、台湾WF-NETが発足、2018年9月には東京で、日台交流会を開催しています。

WF-NETのホームページ
今回は、台湾からぜひバンコクでの再会をとの呼びかけを受けて、WF-NETメンバー6名が参加しました。冷凍食品ジャーナリスト山本純子は2004年発足当初からのメンバーで、今回は企画幹事でした。

合同企画で訪問した企業は、5月27日午前が台湾南僑グループの現地食品工場(内外に販売するライスクラッカー、無菌米飯、即席めん生産)。同午後は、日本のアンデルセングループのベーカリーショップ「リトルマーメイド」をタイ国内でフランチャイズ出店している、現地大手食品企業ベタグログループのバンコクオフィスです。

バンコクから西に1時間半、ラチャブリー県ナコーンパトムの南僑(THAILAND)工場です。同日にタイのプレム元首相が逝去されたため半旗です。壁にI SAY OKと書いてあります。品質管理システムISOの理念を浸透させようというアイディアです。

南僑グループは台湾WF-NETの戴淑文前会長(南僑グループ最高執行責任者)の所属企業。1990年にタイに進出して即席めんでは後発でしたが、タイ産の上質で安価なジャスミンライスを原料にした米菓で大成功、「グルテンフリーのクラッカー」として人気を得て、世界40カ国以上の企業からの要請を受けOEM生産をしています。

「工場は20時間稼働、1日に20tの米を加工して毎日20~30コンテナを出荷(輸出)しています。現在隣接地に2万3000坪の新工場を建設中で来年1月稼働を目指しています」と説明するのは南僑グループの李勘文副社長。現行の工場は1万8000坪。より大きい自動化された工場が来年から稼働予定です。

工事が進んでいる新工場です。

「Happy Bites」などのブランドで特に人気が高いのがベビー向けの米菓。

グループのレストランのブランドをつけた台湾向けカップめんは豪華なレトルトの牛肉の具がついて日本円で1000円超!「カップめんのルイヴィトン」(李副社長)だそうです。

無菌米飯はさまざまなアイテムを受注生産しています。

午後は、バンコクに戻りベタグログループの本社事務所へ。

前列中央㊧ベタグロ社のVASIT TAEPAISITPHONGSE社長・CEO、同左隣に台湾WF-NETの王会長、中央㊨にWF-NET林副代表。

アンデルセングループ広島本社から、WFメンバーの三山雅代アンデルセン・パン生活文化研究所執行役員が視察団に参加しました。VASIT社長のアートコレクションの中からお気に入りの絵の前で記念撮影。

当日は、VASIT社長から、タイの食品市場並びにベタグロ社の取組みについてレクチャーを頂きました。

画面は今年新発売のチーズ入りソーセージのTVCM映像です。若手人気俳優を起用して注目を集めています。また注力しているのは、動物医薬品を与えずに肥育したチキン、卵、豚肉、そしてそれらの加工品。高付加価値製品へのチャレンジが、大きなテーマです。「ブランドは、S-Pure。スペシャル、スーペリアルのS、SPFのS。タイにおけるパイオニアに」(VASIT社長)という意欲溢れる取組みです。『Eat good today for the future』というコンセプトのコマーシャルも今年展開中です。常に、より良い品質、より安全にと追求していく企業姿勢を具体化させたブランドなのです。

THAIFEX会場内で、ひときわおしゃれなデザインのブースがベタグロでした。

S-Pureコーナーです。卵は日本企業との技術提携で品質アップを目指します。

大胆な展示も注目されました。

ハムソーでは新商品をPR

伊藤ハム×ベタグロブランドの加工品も大きな柱事業です。

さて、日台WF-NETメンバーは再会を約束して、翌日それぞれTHAIFEXを視察、帰路につきました。

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