「海とさかな」コンクール(ニッスイ協賛)35年目。表彰式でうるうる、、、
毎年3万点近くの作品応募がある「海とさかな」自由研究・作品コンクール(朝日新聞社、朝日学生新聞社主催、農林水産省、文部科学省など後援、日本水産協賛)。今年は第35回。12月3日都内で、晴れやかな表彰式が行われました。
ホテルの椅子では床に足が届かない低学年の子も多いですね。創意工夫溢れる研究リポートや、作文、絵画、工作に素晴らしい感性を発揮した作品など、感動を創り出した子供たちです。2万9130点の中から入賞した16作品の表彰。
詳細はWebに公開されています。
「35年目というと、みなさんのお父さん、お母さんの歳くらい」と開会挨拶に立った朝日学生新聞社の脇坂社長。ほんと、すごいことです。
すっと、日本水産が協賛してきた小学生対象のコンクール事業です。「年々レベルが上がって激戦。ニッスイもおさかなの成分EPAを25年以上研究しています。将来ニッスイに入って研究職に、、、」(山本取締役)など、授賞側からリクルートのラブコールが出るほど。
作文「浜人(はんもうど)として生きる」で農水大臣賞を受賞した岩手県宮古市の5年生、佐々木朝飛君の表彰では、会場もしんとして、講評を聞きながら涙が滲みました。
東日本大震災で漁師の父親を亡くし5年の今年、佐々木君は、祖父母と母親が働く漁のこと、地元の水産加工のことを調べます。そして、将来漁師として生きていくことを記憶もおぼろげな父に誓いました。作文に涙誘われながらも力強い言葉に感動が生まれます。海に囲まれた日本故に災害に遭い、考え、かつ、さかなを「海の宝物」と受け止めた強い心に打たれます。ぜひ、ご一読を。
なお、1983年に東京ディズニーランドが開園し、ニッスイがオフィシャルスポンサーになって以降、表彰式に出た子供たちと家族は、ディズニーリゾートご招待の副賞つきです。