今日は「炒飯対決」@ホビーショーです
東京ビッグサイトで開催中の「日本ホビーショー」に行ってきました(28日)。40回目とのこと。会場はなんだかみなさんの“楽しい!”気持ちが渦巻いて、すごく混み合っているのに何だかほんわか~です。売るぞ~買ってくれ~という食品展の熱気とはちょっと違いますね~
もちろん、「趣味」が目的ではなく、「冷凍食品」。会場内で冷凍食品の試食会イベント開催中です。
通路に溢れる人をかき分けて進むと、東1ホールの一番奥の片隅に、優雅に並ぶ行列。「oishi PARTY TABLE」のタイトルで試食会を開催しているのは、市冷協(首都圏市販冷食連絡協議会、冷凍食品問屋とメーカーが会員)。ホビーショー内での試食会は今年で3回目です。
イタリアン対決!コーナー
美味しいパスタに驚く方々の隣で新製品のチーズリゾットを紹介していた、㈱明治の加藤さん。「大好評!チーズはこんな感じに、、といったご意見もいただいた。店頭の試食販売とはちょっとちがった雰囲気で楽しんでいただけているようで、嬉しいですね」
そう、なぜ「ホビーショー」で試食会を開催しているのかというと、手作りホビーをたのしんでいる方々はお料理も手作り派が多く、冷凍食品は何となく敬遠されているのでは??ならばちょっと試していただこう、というプロジェクトなのであります。
実際、アンケート調査をしてみると、「あまり使っていない人(未利用+過去3ヶ月以下利用)」は35.3%(2015年ニチレイフーズ調べ)って、そんなに?という数字です。
そこで、メーカーや問屋では、「食べてもらえれば、ぜったい好きになってくれるはず」という自信のもとに、試食会。
食べ終わった方々にうかがってみました。「美味しかった」「びっくりしました」という声がたくさん。
アンケートを熱心に書いていらっしゃった素敵なお二人にインタビュー。お料理教室もなさっているという吉田麗子さん、「冷凍パイシートを使ったりしますが、ふだんばあまり、、、でも今日は驚きました。美味しかった~ボロネーゼの生パスタ!!」。また、「使うのは、うどんくらい」という井上直美さんとお二人で声をそろえて驚いたのは「ふわっふわのお好み焼!」。
本日の特設コーナーは、「炒飯対決」です。
もうひと組、優雅なムードで試食されていたお二人にうかがってみました。
お弁当作りがなくなってから、あまり冷凍食品は使わなくなったという中村秀子さん㊨、「インゲンとかお野菜は今も買うのですけど、知らなかった、以前とまったく違うんですね~」。桑原孝子さん㊧もうなずきながら、「フルーツがあるなんて!おいしかった~」 そうなんです~果物は旬で採れたて、完熟の一番美味しい時期に冷凍するので美味しいのです!!と熱く語ってしまいました。
最後になりましたが、主催者、関係者の皆様↓
(左から)この道45年を超える、まさに業界生き字引、市冷協の岡村智顧問「大昔、冷凍食品は業務用が主で、家庭用は全体の2割あったかなー、今は4対6くらいになったでしょう。5対5くらいになってほしい。夢ですね」。さすが、語ることが違いますね。家庭用50%、もうすぐなりそうかなぁ。にっこり、会場の様子を見守る山根隆幸会長(三菱食品)は、「9社ずつ、18社が2日間。今年は、試食品の一覧をお渡ししてますので、美味しい!と感じた商品を売場で見つけてくれるのでは」。
初日、会場内ステージで講演した日本冷凍食品協会広報部の三浦佳子部長も「皆さん熱心に聞いていただけて嬉しいですね」と手応えを語ってくださいました。市冷協小野敏明副会長(ナックスナカムラ)は、「ゆったりと味わっていただける工夫をしました。キャンペーンも期待大」と満足、目を細めました。