「炒飯市場盛り上がる」
第2四半期決算発表会見に臨むニチレイ大谷邦夫社長(10月30日)
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ニチレイの大谷社長、記者会見で炒飯の販売状況を聞かれ、にこやかに「本格炒め炒飯が苦戦とは聞いていない。A社、、(^^)、、味の素の参入で市場自体が盛り上がっていくだろうと予想しています」
今年春に大幅リニューアルした「本格炒め炒飯」は、工場に設備投資をして、より“炒め感”を増し、より美味しくなっています。
さて、円安、原料高の環境下、食品企業各社は昨年から今年にかけて、価格改定を実施しました。加えて内部努力で生産体制の効率化に努め、収益を出し、持続可能な事業体質作りに努力してきました。
30日に発表されたニチレイの第2四半期決算は、そんな努力の成果を示した内容だったと思います。
買う側からすれば、もちろん値上げは嫌、安いのが一番と思いますが。企業に投資するお金がなければ、より良い商品は消費者の手に届かなくなってしまいます。
トップ企業がしっかりとした収益体制を築いて、より良質でより美味しい商品を追求していくこと。信頼されて、業界全体がより良くなる基本です。