冷凍食品Event

注目新商品には訳がある~FOODEX、西川剛史さんの司会でグランプリ商品を深掘り、「スーパーの半分が冷食の時代も」

FOODEX JAPAN 2024(3月8日まで、幕張メッセ)での「フローズン オブ フューチャー」表彰の続報です。
6日は表彰式に続いて、「冷凍王子」西川剛史さんをファシリエーターに、見事グランプリに輝いたメーカー担当者と受賞商品について深掘りをする対談ステージとなりました。
「今回80品以上とエントリーが非常に増えた」と西川さん㊧。「@FROZENは1500sku以上の品揃え。10数年前に比べると大きく変わり、商品を選ぶのが楽しいほど」とコメンテーターを務めたイオンリテール食品本部の青木郁雄デイリー商品部長㊨。

朝食部門グランプリの日本ハム冷凍食品「もちもちしたピザパン」は、米粉を配合した、もちもち食感が特徴。モッツァレラチーズ入りピザソース入りで、生地にはゴーダチーズを入れ、パルメザンチーズをトッピングしています。忙しい朝にレンジですくに、ほかほかもちもちのチーズ感溢れるパンが出来上がります。同時発売の「もちもちしたチーズパンも美味しい」と西川さん。青木部長も「冷凍パンは販売が伸びています」と品揃えを強化しているとのこと。
昼食部門グランプリのニチレイフーズ「Wキムチ炒飯」は、今春新商品の中でもっとも好調といわれるアイテム。「昨年米飯類は元気がなかった分、今年はヒット商品にと期待」(青木部長)される商品です。炒めキムチと追いキムチのW使いが、美味しさを引き出しています。
夕食部門グランプリのケイエス冷凍食品「海老のチリソース」は、大幅リニューアルに伴って新商品として発売されました。外食レベルのクオリティを目指し、「根拠のあるマーケティング、つまり、エビデンスを求めました。海老だけに」(コメントそのまま)。西川さんも、青木部長も「ご飯がすすむチリソース」を高く評価しました。


おつまみ部門グランプリ、イートアンドフーズ「大阪王将 羽根つき円盤餃子 PREMIUM」は、「大阪王将 羽根つき餃子」発売10周年を記念した、“並べる手間なし”の円盤餃子。さらに、「大阪王将」店舗の餃子の味わい、ジューシーさ、お肉感に近づけたPREMIUMな品質です。「インパクトNO.1。パッケージも映(ば)える」と青木部長がコメント。デザート(スイーツ)部門グランプリ、森永乳業「PARM(パルム)杏仁ミルクストロベリー」は、前作のショコラミントのヒットを受けて注目される新商品。大人の女性をターゲットに、癒やしを提供する、杏仁ミルクのアイスにストロベリーソースがマリアージュしたアイスバーです。


巨大パッケージでアピールした、ヘルス&ウェルネス部門グランプリの日清食品冷凍「冷凍 完全メシ ぶたいか玉お好み焼」。『完全メシ』シリーズは、累計2100万食の販売を達成しているシリーズ。スーパー店頭での冷凍食品は、麺類2品に続く3品目です。栄養バランスがよく、33種の栄養素が摂取できる、というコンセプトです。「イオンで先行して発売しましたが、好評です。4品目、5品目にも期待します」と青木部長。
ベンチャー・イノベーション部門グランプリ、オールハーツ・カンパニーの「にゃんともおいしい ベイクドチーズケーキ 2個入」は、かわいいパッケージ、ねこの顔型、外はこんがり・中心はやわらかく仕上げたチーズケーキです。「@FROZENの1号店から販売していますが、かわいさで目を引いて定番に」と青木部長。ねこ好きの西川さんも「笑顔を届ける商品」と評価しました。

最後の総評で青木部長は、「小売りを代表してお願いしたいこと」として①安全・安心を第一に②時短(3分以内調理に全てなれば革命が起こる)③容器包装は環境にやさしく④美味しさで選ばれる冷凍食品へ、と4項目を挙げ、「フローズンの未来は明るい。食品スーパーの半分が冷凍になるかもしれない」と締めくくりました。

 

 

 

スポンサードリンク

オランダ農業振興会
株式会社 明治
日清フーズ
マルハニチロ
ブレジュ 公式 オンラインショップ
ライフフーズ株式会社
株式会社ノースイ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA