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安全・安心を追究、そして何より美味しさで選ばれるSLCの「4X MEAT(フォー エックス ミート)」物語

「Z’s MENU(ジーズメニュー)」ブランドの冷凍食品。

XYZ、その先は存在しないという意味を込めた“至高”の冷凍食品をSL Creations(東京都大田区羽田、佐藤健社長、以下SLC)が発売したのは2020年春のこと。冷凍食品宅配の最大手シュガーレディグループとして創業50周年を迎えた2020年を機に、社名変更を行って新たな飛躍を誓い、その記念ブランドとして開発したのがZ’s MENUでした。その後のシリーズ商品の快進撃は周知の通り。百貨店大手に軒並み採用されるなど、今や冷凍食品の高級品を語る時にはその筆頭に挙がるようになっています。


とろけるような深い味わいの「ロールキャベツ」、

チキンの骨付もも肉が1本入り。それがやわらかくほぐれて深い味わいのスープにからむ「明洞で食べた参鶏湯」、


絶妙な焼き上がりが再現できる「リブロースステーキ オニオンソースを添えて」、

以上人気商品の一部をご紹介しましたが、このメニューの共通点は、至高、至福の味わいもちろん、もう1点、重要なポイントが、「安心・美味・健康」というSLCの理念を貫いた独自開発の食肉、「4X MEAT(フォー エックス ミート)」使用、だということです。
つまり、ロールキャベツには4Xポーク、参鶏湯には4Xチキン、リブロースステーキは4Xビーフが使われているのです。

4Xは造語で、4つのものを使わない×(バツ)を意味します。
それは、
×抗生物質不使用
×治療用化学薬品不使用
×遺伝子組換え飼料不使用
×ホルモン剤不使用
というこだわりをもって飼育した食肉である、ということです。

そのこだわりをそのままに宅配できる、自社の冷凍流通システムを活用して、安全、安心、おいしさ、健康を届けたいという思いから独自に開発された食肉なのです。

一企業が、自社販売のためだけに、生産者と手を組んで食肉を開発する。大変なチャレンジだったことと思います。
昨年30周年を迎えた、最初の独自開発ミート、4Xポークについて、その開発秘話やこだわりポイントについて特集したいと思います。

■食肉の安全性を追求する! 1990年からのチャレンジ

1990年、オリジナルポーク開発プロジェクトの陣頭指揮を取ったのが、当時常務取締役だった佐藤和三郎氏(現㈱シュガーレディ化粧品代表取締役社長)です。

安全・安心志向の豚肉としてSPF豚(エスピーエフとん:人体に有害な病原菌を含む特定の病原菌を持たない豚)がスーパーの店頭に並び始めていた時期が1990年前後でした。しかし、その魅力は消費者に伝わらず、売上は伸び悩んでいました。そんな話題がプリマハムとの商談の際にあり、どこよりも安全、安心で美味しいものを提供して、お客さまの健康的な食生活に貢献したいという理念を持って冷凍食品を販売している同社にとって、新たなチャレンジの機会となった訳です。

畜肉を育てる時の飼料からこだわり、薬品を使用せず健康的に育てて、出来上がった食肉は、責任をもって売り切るというプロジェクトが生まれてから約2年の取組みを経て、抗生物質やホルモン剤などを使用しない飼育による「4Xポーク(当時はシュガーポーク)」が誕生しました。

「今でも初めて試食したときの脂身の甘さが忘れられない」と佐藤和三郎氏を振り返ります。もちろん販売に携わる各地のリーダー、マネージャーさんからも絶賛されます。
そして、1992年6月、初の試みとなる食肉のセット販売・年間契約がスタートし、大ヒットとなりました。
そして、新たな柱事業としての発展が始まりました。1994年には「4Xチキン(当時シュガーチキン)」、1997年には「4Xビーフ(当時シュガービーフ)」が開発、発売されます。

同社では、どこよりも安全な食肉の開発を進めていた時期、1996年に「合成添加物を一切使用しない、天然添加物も厳選する」という約束を公言した「安全宅配宣言」を行っています。さらに、「世界一の安全とおいしさ」を標榜して、1998年からは遺伝子組換え食品の使用停止するなど、こだわりを強めていきました。
4XMEAT開発・販売を進め、お客さまの反響を感じる中で、必然的に誕生した食品づくりへのこだわりだったわけです。

 

戸張貴取締役商品統括本部長に、4Xポーク発売30周年に焦点を当てて、インタビューしました。
ー30年前。多数のメディアを招いてのポーク試食会で、各テーブルから驚きの声があがったことを思いだします。30年の継続、発展してきたポイントは何でしょう?
戸張本部長 一番は「おいしさ」だと思います。生産者が自信をもっておいしい、自分も食べたいと評価しているお肉です。ポークにありがちな嫌なにおいがしない、というポイントも評価されてきました。飼料には穀物にヤシの抽出物を混ぜること、遺伝子組換え穀物は使用せず、さらに、乳酸菌を加えることで、腸内環境を良くして健康を維持。そして重要なのは、豚がストレスなく良い環境で育つことです。肥育する場所も重要です。現在は、愛媛県の山あいにある指定農場です。農場では、冷暖房の温度管理、衛生管理を徹底して、外部から病原菌を持ち込まないように厳重な管理をしています。

ー良い環境での肥育は動物福祉にも通じることですね。そのほか、品質管理のポイントを教えてください。
戸張本部長 加工後の味と鮮度を保つための急速凍結、マイナス18℃以下のコールドチェーンを保ち、ご家庭まで対面でお届けできるというSLCのメリットが生きています。それに加え、当初からのポリスチレントレー包装を改め、シート状パッケージ(ムルチパック)に変更します。プラスチックの使用削減に貢献できますし、ご家庭での保管も薄型で容易になり、空気の透過性が低いフィルムへの変更によって、庫内の「臭い移り」防止もできるようになりました。

ーSDGs対応もお客さまに支持されるポイントです。
戸張本部長 簡略にしただけではなく、容量の多いスライス肉のパックには、仕切りシートを入れ、半分で使えるなど使い勝手も向上します。

ー4Xチキンの開発ポイントを教えてください。
戸張本部長 4Xチキンを育てる鶏舎は、第一にストレスを与えないスペースを確保しています。一般の鶏舎に比較して鶏1羽当たりの面積を1.5倍に配慮することで、互いの接触が少なくなります。現在も鳥インフルエンザの脅威は継続していますが、部外者出入りの徹底排除、外部野生動物との遮断に配慮しています。飼料には木酢液を配合することで、肉質、味わいの改善をしています。
さらに、4Xチキンならではですが、肉を温度・湿度をコントロールした環境下で熟成(エイジング)させ、うまみ成分を増してから加工しています。ムネ肉のパサつきなどもなく、おいしさがさらに増しています。生産農家は徳島・香川の契約農家です。

ー鶏肉のエイジングは初めて聞きました。4Xビーフについてもポイントを教えてください。
戸張本部長 ブラックアンガス種(黒毛牛)を24カ月肥育しています。飼料は16カ月が牧草+飼料、その後240日穀物肥育という牛肉です。国内で販売されている輸入牛は、穀物肥育が80日~100日くらいがほとんどですが、4Xビーフは、オーストラリアの契約農場で、長期の穀物肥育プログラムを組んで育てています。

オーストラリアでと畜加工後、チルドで日本へ輸送します。と畜後熟成期間をとり40日後に冷凍します。熟成によって肉の旨味が出てやわらかくなります。その後パック加工して急速凍結しています。スライス加工はマイナス2℃の鮮度を保った状態で行います。

ーとても繊細な配慮や手間、工夫をこらしているからこそ、プレミアムなオリジナル食肉が提供できているのですね。
戸張本部長 食品をとりまくコストアップ要因が重なり、供給者は近年さまざまな対策を打っている状況ですが、SLCでは、30年培ってきたこの安全・安心、おいしさ、健康をお届けするこだわりを変えず守り続けたいと考えました。掲げた4Xの約束を守るために、値上げをさせていただきます。これくらいの価格で作ろうと妥協して、ひとつでも「X」を止めてしまったら、こだわりとは真逆の方向に行ってしまう危険があります。安全性を守る。おいしくないものは作らない、売らないという姿勢を貫きます。それは、おいしく安全性に配慮したものを作る生産者を守ることなのです。
ー4X MEATの価格は今シーズン(4月27日から受注受付・7月21日締切)、前年比約10%の上昇とのこと。正しく理解されて、変わらぬおいしいものを届ける姿勢が評価されると期待しています。
ありがとうございました。

「4X MEAT 2023 特設ページ」

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