冷凍食品News

日本の冷凍食品99周年! 冷凍食品協会は今年50周年


冷凍食品のアニバーサリー、今年で99周年!というロゴです。普通は100周年!というところですが、9+9=18!!、『マイナス18℃以下』という冷凍食品の保管流通温度帯に通じることから、一般社団法人日本冷凍食品協会(伊藤滋会長)が制作し、5月22日の同協会令和元年度通常総会の席で発表しました。
『冷凍食品99周年』、これは99年前の1920年(大正9年)、北海道森町に日本で初めての本格的な冷凍庫(日産10tの水産物を凍結できる能力)が建設されたことに由来します。なんと、木炭を燃やしてエンジンを回していたそうです。
冷凍食品発祥の地 現ニチレイフーズ森工場

しかも今年は、協会設立50周年を迎え、7月5日には記念式典を予定しています。そして、100周年を迎える来年は、かつて冷凍食品活用のエポックとなった東京オリンピックが再び開催される年。

業界各社が今年から99周年ロゴを掲出することで100年に向けて盛り上がっていこう!この機会に関係方面、「各種メディアを通じて冷凍食品の素晴らしさが広く伝わるように努めていく」(伊藤会長)キャンペーンを実施します。

さて、冷凍食品協会通常総会では、昨年の国内生産量がマイナスに転じたことに触れながらも、消費量は過去最高数値となっており、今後も冷凍食品の必要性、重要性はますます高まる、と大いに盛り上がりました。

「令和の時代、皆様どのような気持ちでお迎えでしょうか?」伊藤会長は懇親会挨拶の中でこう切り出し、「私は、『れいわ』という音の響きに、特別な思いを持っています。ニスイを付ければ『冷』、ついに冷凍食品の時代が来たのです」と力強く語りました。

確かに平成30年冷凍食品国内消費量(国内生産量、冷凍野菜輸入量、調理食品輸入量の合計〔注:協会会員の集計〕)は、過去最高値289万tでした。人口で割った国民1人当たり冷凍食品年間消費量は、22.9㎏(前年は22.5㎏)で、これも過去最高値を更新しています。この数値は平成の時代30年で2倍以上に(平成元年10.2㎏、同2年10.8㎏)なりました。さらに、50年前と(1968年0.8㎏)比べてみれば、なんと28倍以上になっているのです。

まさに、冷凍食品の時代到来!

今年の冷凍食品協会『冷凍食品の日(10月18日)』PRイベントは、10月15日にロイヤルパークホテルで、需要増が見込まれるシニア層、並びに今年はプレ・シニア層(55歳~64歳)も加えた方々をターゲットに開催されます。ゲストは、「冷凍食品アンバサダー」三國清三シェフです。

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