落語で食育、「時うどん」「みそ豆」~給食、キンレイ心染プロジェクト

「みそ豆、みそ豆、お、うまそうだ。どれ、ふーふー はふはふ・・・」、落語「みそ豆」を演じる学生落語家、雛菊亭桔梗さん(ひなぎくてい・ききょう、桜美林大学)の食べる仕草に、ぐいぐいと引き込まれていく子供たち。

「ズズッズー」うどんのつゆを美味しそうに飲んでいる「時うどん」の場面を演じる飯喰亭おはぎさん(めしくいてい・おはぎ、日本大学)に、思わず笑ってしまいます。

冷凍鍋焼うどんのキンレイが「和食」と「落語」の日本文化継承に貢献しようと取り組んでいる「キンレイ心染プロジェクト」の出前授業風景です。2018年12月、同プロジェクトでは、東京・世田谷の東京学芸大学付属世田谷小学校と埼玉県志木市立志木小学校の2校で出前授業を実施しました。出張ではなく、「出前」というところが『ごはん』の授業なんですね。タイトルは「聞く・思い描く・演じる・味わう力を育む~‟心に染みる”出前授業」です。学芸大附属世田谷小学校の4年生(3クラス)を対象にした出前授業を見学、取材しました。

多目的ホールに「高座」、落語ってなぁに?という解説も。さらに、「うどん」の食文化についての授業もあります。

各教室に戻ったら「落語」に挑戦! 学生落語家が「みそ豆」を演じる指導。「さだ吉」と「だんな」の演じ分けや、みそ豆を食べる仕草がポイント。扇子の代わりに割りばしで演じてみます。

「こうやってお鍋からよそって、、、」毬三亭留舞丹(まりみてい・るぶたん、日本大学)さんの仕草をまねてやってみます。自分でやって、クラスメイトの演技に笑って、セリフも練習します。

みんなの前で演じてみます。ドキドキしますね。でも楽しそうです。

手ぬぐいの代わりにハンカチタオルをお椀にみたてて、「お!やるなぁ」とみんな大注目。

授業に続いて給食の時間。献立は、「カレーうどん、青のり大豆ポテト、みかんゼリー、牛乳」。落語の授業とリンクしています。小学4年生と大学4年生の年齢差は?12歳?

 

同校栄養教諭の今里衣(こん・さとえ)先生は、毎回給食の内容や食材について「もぐもぐ通信」を発行しています。クイズはみんなの楽しみの一つ。

「落語から江戸の食文化を学ぶことを教えて頂きました。すばらしい設定での落語授業でした」と今先生。「もっとメニューを工夫すればよかった」とも。うどんに豆料理で工夫されていると思ったのですが、「おはなし給食」の掲示(写真後方)を拝見してなるほど。「当校児童は本をよく読んでいます。学校図書館司書(常勤)と相談して、おもしろい本を取り上げ、それにちなんだ給食を11月に実施しました」(今先生)。日付を見てびっくり、15回! 熱血先生ではないですか!! 同校では毎週水曜日が「お弁当の日」という伝統だそうで、1カ月丸ごと「おはなし給食」! なんて楽しそう。

 

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