信頼は「公開性」から~オランダ豚肉産業視察団が最有力企業VIONフードグループを訪問

オランダ南部の都市、ボクステルにあるVION FOOD本社を6月21日に訪れ、セミナーを受けたオランダ豚肉産業視察・研修団(主催・オランダ農業振興会、協力・EU連合)一行です。同社はオランダの豚肉産業を担う最大手。今回、外食ユーザー・卸企業団とメディア団の視察団を受け入れ、エリック・ディ・ヨンフードグループセールスディレクター並びに、ウィレム・クラーネンブルク同セールスマネージャーが、工場、農場視察企画をアレンジ、サポートしました。日本からは、オランダ農業振興会の塚田務代表、同小泉雅実販売促進マネージャーが同行、アテンドしました。

VION社のHarold Theunissen CSRマネージャーによるセミナー風景です。テーマは、Good Farming pork value chain 。同社は、オランダ国内に約4,000戸ある豚肉生産農家のうち45%の農家と提携し(ファーミング・ネット)、と畜・加工・販売を担っています。国内約50%の生産量シェアを持つ同社にとって、生産者との情報交流を密にして養豚業を支えること、国内・海外を含めて各地域の需要に応じたものを安定的に供給し続ける事業自体が、国内産業全体を維持、発展させることにつながっています。

VIONのマークは、農場を表すグリーン、環境を守る姿勢のブルーでハート♥️をイメージしています。VION社の考えるGood Farming value chainについてHarold氏は、「①食品安全、誠実であること、公開性を基本に②CSR(企業の社会的責任)を果たし③マーケットの最新・最大の関心事となっている家畜福祉(Anmal welfare)に適切な対応をすること。さらに、それらすべてをうまく結びつけていくこと」が、チェーンの価値を高めていくマネジメントだと、同社の取り組みを説明しました。さらに、そのコンセプトを広くマーケットに知らしめていくことが、VION社の役割としました。同社の考えるGood Farmingコンセプトは、安定供給のバランスをとっていくこと、家畜福祉や持続的環境に対応すること、そしてオーガニックに取り組むという3つ。これを農場から食卓まで(from farm to fork)マネジメントしていくという姿勢です。マーケットの信頼を得るために、公開性(Transparancy)を大切にするVION社は、と畜、加工工場の工程も全てをオープンにしています。ホームページには事業を紹介するVTRを多数公開しています。「ブラックボックスを作らない企業姿勢」(振興会塚田代表)が、世界各地の消費者・ユーザー、流通の支持を得ている大きな要因だと感じる視察でした。【※詳細は後日特集企画として紹介予定】

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