冷凍してもシャキシャキ!きゅうりの冷凍
冷凍生活アドバイザー西川剛史の「西川式ホームフリージング」!
食材別の冷凍方法、活用メニューをご案内いたします。
本日の食材は「きゅうり」!
基本的には水分が多い食材は冷凍には適していないと言われていますが、きゅうりは90%以上が水分です。
そのため、きゅうりは冷凍できない食材と思われている方も多いかと思います。
しかし!実はやり方次第できゅうりも美味しく冷凍できるんです!
やり方は簡単
きゅうりをスライサーで薄くカットします。そして、塩もみをするだけ!
塩もみによりきゅうりの組織を軟化させることで、冷凍時の食感の悪さを解消できます。このまま冷凍しても構いませんし、お酢などの調味液を足して、酢漬けにして冷凍するのもおすすめです。
そして、もう一つのポイントは
塩もみした時のきゅうりの汁、もしくは酢漬けの調味液も一緒に冷凍することです!きゅうりのまわりに液体(氷)があることで、冷凍時のきゅうりの乾燥、酸化を防止することができます。
この氷の膜で食材を守ることを、“グレージング”といいます。
単純に水の氷をまとわせることもあれば、今回のように調味液と一緒に冷凍することもあります。調味液の場合は、冷凍中に食材に味がしみ込みやすくなるというメリットもありますね。
袋に入れたら、平らにならして冷凍します。
使うときには流水解凍で簡単に解凍できます。
一度にそんなに使わないときには、凍った状態で手で折ることができるので、使いたい分だけ折って解凍しましょう。
この方法だと解凍後も、きゅうりのシャキシャキ感がしっかり残ります!
献立に手軽に1品追加できるので、常備しておいて間違いなし!
ごまやわかめ、タコ、様々な食材を加えても美味しくいただけます。
是非お試しください。
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