日本アクセスFC西日本会場 冷凍食品の無限の可能性を感じる約2000品目の『フローズンマーケット』展示が圧巻!
「西日本の冷凍食品展示を見なきゃ、ぜひ」と日本アクセス・フローズン食品MD部松元雄一部長に聞いて、行ってまいりました。「日本アクセス 西日本春季フードコンベンション2024」(1月25日、26日、インテックス大阪)。
冷凍食品メーカー各社のブース、日本アクセス・フローズン食品MD部の展示とは別に、約2000品目を揃えた「フローズンマーケット」展示です。もう圧巻ですね。冷凍食品の可能性は無限に広がっていることを具体的に見ることができるのです。
商品別、用途別、素材別、ご当地ものなどなど、ありとあらゆる切り口で全国から商品をセレクトして展示しています。来場者の皆さま、大変興味深そうにじっくりと見ていました。新しい発見、発想が生まれる展示です。
日本アクセスに入社するフレッシュマン・ウーマンがフローズンベーカリーを試食体験。緊張感が伝わってきて、まさにフレッシュです。
同展示を担当している西日本営業部門近畿商品・営業推進部商品第2課の難波直行課長代行です。ナショナルブランドの冷凍食品と共に、特長のある専門メーカー製品やスタートアップの企業、ナショナルブランド品でも育成強化していくべき新カテゴリー商品など、「展示を通じて商品台帳ができます。その数は約3000品目くらい。こんな商品がないかな?という得意先の質問に即答えることができます」とのこと。近畿圏ばかりでなく、全国で共有することによって、問屋としての総合力が強化されていくのですね。
「淡路島の惠み」というコーナーがあったので見ていたら、㈱淡路島の恵み(洲本市)という会社の販売品でした。吉良光則代表取締役に話をうかがうことができました。手に持っている自社製品のピザ「淡路島勘太郎ピザ」は、淡路島の食材、小麦粉、バジル、自社製のチーズとトマトとオール淡路島産品でつくったものです。大阪出身とのことですが、淡路島に住んで23年。飲食店経営から淡路島の食材や農業再生に関心を深めて、ピザ製造をスタートに、地元の牛乳でチーズ、地元の肉と玉ねぎでハンバーグ(生冷凍)、トマト栽培と事業を展開してきました。
「若い人たちが観光以外に仕事がなく、淡路島を出ていくことが多いんです。食品工場ができ、農業も興せば変えていけるのではないか」と考えて冷凍ピザの製造をスタートしたのは5年前。今回フードコンベンション出展を通じ、“淡路島の恵み”を広く知ってもらうことが狙いです。
展示では家庭用冷凍食品でもブレイク必至のフローズンベーカリーの品揃えも注目されていました。
㈱金谷ホテルベーカリーの製品です。プレミアムラインと言えるフローズンベーカリーです。もちろん日光・金谷ホテルのホテルブレッド。都内直営ショップも展開していますが、日本アクセスを通じて全国へ製品情報を発信する契機になりました。
やはり、冷凍食品は、「時空間超越食品」なんですねぇ。同展示を見学して冷凍食品の素晴らしい機能に、改めて感じ入りました。