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2023年冷凍めん生産食数は20億2426万食(前年比101%)、工場出荷額で市販用23.7%増

日本冷凍めん協会はこのほど、「冷凍めん年間生産食数調査」2023年(1月~12月)結果を公表しました。発表によると、2023年の冷凍めん生産食数は、20億2426万食で前年比101%でした。2年連続20億食超となり、過去最高値だった2020年実績の20億943万7千食を上回りました。
昨年から調査を開始した「工場出荷額」では、1332億3千万円(前年比116.0%)。内訳は業務用442億7千万円(同103.1%)、市販用889億6千万円(同123.7%)。市販用の価格改定が進んだことが数値に表われています。
調査対象は、冷凍めんを製造している企業35社で、調査依頼32社、同協力30社。

生産食数の業務用・市販用別を見ると、前年の下半期に引き続いて業務用市場が回復してきました。一方市販用トータルでは若干減少しています。業務用の生産食数は、8億9594万8千食(前年比109.9%)、市販用は11億2831万1千食(同94.8%)。業務用、家庭用共にうどんの素材めん(玉うどん)が伸長しています。業務用うどん素材めんは4億4748万8千食(同112.3%)。市販用うどん素材めんは6億553万8千食(同102.5%)です。つゆ付きめん、セットめん・調理めんを合わせたうどん全体で11億3728万6千食(同103%)、冷凍めん生産食数の56%を占めています。
その他品目区分では、中華めん3億5226万7千食(同100.1%)、パスタ2億640万食(同94.9%)、日本そば1億9356万8千食(同95.9%)、構成比率は低いながら焼きそばは伸長して6145万9千食(同113.3%)でした。

うどん生産食数は、業務用が前年比112.1%と大幅に伸び、市販用は同97.9%と減少しました。うどん素材めんが年々増加傾向にあり、10億5千万食超と過去最高の2020年実績に次ぐ数値になりました。

日本そばは、ほぼ前年並の食数。

中華めんは、業務用が2年連続2桁増で推移して、2018年以降最多数値となっています。加工区分では素材めんが増加傾向にあります・

パスタは、弱化数字を落としていますがほぼ同傾向。

焼きそばは、業務用、市販用とも2桁アップ。加工区分で素材めん、セット麺・調理めん共2桁アップでした。

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