冷凍食品新商品

もっちもち生パスタの「明治ラザニア3個入」風味アップ、「銀座カリードリア」コクアップと地道な減塩


明治が昨年の秋冬新商品として発売した「明治ラザニア3個入」(3個:540g)、半年で早くも品質アップのリニューアルです。
もっちもちの生パスタを使い、ホワイトソース・ラザニア生パスタ・ミートソース・ラザニア生パスタ・ホワイトソースと5層に重ねた特長はそのままに、明治独自の『氷点濃縮仕立ての乳原料』を使用することで、乳本来の香りと豊かなコクを引き出しています。どんな技術かというと、生乳から脂肪分を取り除き、凍結することで水分を凍らせて取り除き、濃縮させる。つまり熱を加えずにミルク感がアップする、ということです。
「明治えびグラタン3個入」「明治えびドリア3個入」は、カテゴリーNO.1の人気を誇る商品ですが、ここに「明治ラザニア3個入」も加わって、ますます好調です。

また、この春は人気商品の「銀座カリードリア2個入」(2個:360g)もリニューアル。

レトルト「銀座カリー」のリニューアルに合わせて「銀座カリードリア」もコク深さアップ、ガラムマサラを加えてスパイス感をアップしました。また、カカオマスを使用することで、その苦みによって減塩しながらも塩味を強く感じ美味しさを損なわない工夫も加えています。1食あたりの塩分相当量は、従来の1.7gから1.5gに。健康に貢献する製品を目指して、地道な減塩を続けていく方針です。

★銀座ブランド30周年、商品価値を伝えて2024年は飛躍の年に
明治の冷凍食品「銀座カリー」ブランドシリーズは、2011年からスタートして今年発売14年目ですが、レトルトカレーの「銀座カリー」シリーズは今年30周年を迎えます。これを記念したキャンペーンや店頭販促も予定されていて、冷食の銀座カリーも連動してPRしていきます。

昨年は期間限定商品として「銀座カリードリア チーズまみれ」が発売されて大変好評、販売も伸ばしていますが、今年も新ネーミングで限定商品が出るそうです。楽しみですね。

2月、新商品発表の席で明治の三井基史執行役員グローバルフードソリューション事業本部本部長(写真㊧)は、今年度の同事業部第3四半期(10~12月)業績は、業務用製品の需要回復も含めて非常に順調に推移していることを述べ、調理食品事業もレトルト「銀座カリー」が伸長、冷凍食品のグラタン・ドリア類もラザニアが加わって前年を大きく上回る好調、としました。また2024年度強化するポイントとして「既存商品の価値を上げる商品の磨き上げ」と「商品価値を伝達する」取り組みの2点を挙げ、「秋に向けて大きな波を起こす」としました。
フローズン・食品事業部の林聡史部長(写真㊨)は、「ブランド価値、商品価値をしっかりと上げ、売場での買い上げ点数を上げることで、販売店の課題解決に貢献します」とし、さらに「銀座ブランドを一つ上のステージに底上げすること、健康ニーズに対応すること」に集中した商品づくりを進める方針を示し、「銀座ブランド30周年のプロモーションで、飛躍の一年にしたい」と語りました。

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