冷凍食品業界ニュース

「学校給食に最高を届けよう!」、ピアット第42期は売上・利益とも最高~故天野前社長に報告(横田社長)


学校給食用食材流通、㈱ピアット(本社・埼玉県戸田市、横田真太郎社長)は10月5日、浦和市内のホテルで「第42期事業報告及び第43期事業計画発表会を開催しました。

報告会には、来賓、取引先、社員、報道含めて123人が出席、挨拶に立った横田社長は、売上高、利益共に過去最高益を達成したことを報告しました。

「昨年11月天に帰った天野弘治前社長のお別れ会を今年3月24日に開きましたが、私はその席で、ありがとうございましたのお礼は、今期素晴らしい業績を達成して墓前に報告することだと誓いました。それが会社始まって以来の完全予算達成という良い形で第42期を終えることができました。これも頑張った社員、素晴らしい商品を供給頂いた皆さま、運んで頂いた皆さまのおかげです。ピアットはまた一歩前に進むことができます」と語りました。

故天野弘治氏お別れ会の模様です。

思い出の写真は、日本初の南極観測越冬隊の船「宗谷」に、青年天野氏が越冬食料の冷凍食品を積み込んだ時のスナップです。1956年のこと(越冬隊の南極到着は1957年)。日本の冷凍食品の歴史における最初のエポックとして挙げられることです。同氏は冷凍食品の販売先として学校給食が最初のブレイクスルーとなった昭和20年代末から、ピアット社長を退く平成23年まで、常に学校給食用食品販売の第一線にいました。橫田氏にバトンタッチした天野氏をインタビューした時、「彼は何たって人気ナンバーワンなんだよ」と話した笑顔が忘れられません。

橫田社長は現職に就いて13年目。社長就任時に「社員1人ひとりが満足して働ける会社にしよう」「人からありがとうと言われる会社になろう」と掲げました。さらに合い言葉は「学校給食に最高を届けよう」でした。「最高とは、決して高いものではありません。子どもたちが『今日の給食おいしかった』『ありがとう』と言ってくれる食材をお届けすること」(橫田社長)。

諏訪義彦取締役副社長から第42期事業報告、


土信田峰弘常務取締役からも第43期事業方針が発表されました。第42期実績は、売上高48億200万円で前期比111.07%、水産、冷凍野菜、調理加工品、乾物・缶詰、デザート類全ての部門で前年を上回りました。第43期の経営推進課題は、社員公募で集まった160の候補から決定した「自分を変える 勇気と覚悟」(商品部業務課寺島博義MG)です。
事業方針では、「国産食材」の商品開発強化、グループ企業で橫田社長が代表を兼務する大阪太平商事との東西連携で実績を挙げていることが報告されました。「夢は大きく、第50期には売上100億円を目指す」(土信田常務)としました。

臼杵敏男取締役統括本部長から第43期統括本部長方針。

石塚暁取締役部長からは第43期部長方針が発表されました。

来賓挨拶、取引先表彰も行い、報告会終了後は4年振りの事業推進懇親会が開かれました。


社員紹介は、1人ひとりがアピールする場。例年最も盛り上がるプログラムです。好業績を背景に生き生きとした挨拶ごと会場に拍手がわきました。

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