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来年1月から日清フーズ改め「日清製粉ウェルナ」 冷食、グローバルなど重点、PRの主役は「コニャラ」アニメ


スタジオジブリ制作、日清製粉グループのオリジナルキャラクター「コニャラ」が誕生したのは2010年、日清製粉創業110周年記念事業として、「粉」とニャンコ→コニャ→コニャラになりました。TVCMアニメでおなじみですね。日清製粉グループの食品メーカー、日清フーズは、創業60年を迎える2022年の1月1日に社名変更、新社名「株式会社日清製粉ウェルナ(英文名 Nisshin Seifun Welna Inc.)」となります。11月9日に日清フーズ小池祐司社長の記者会見が開かれ、新たなブランド戦略、グローバル展開を一気に加速すること、国内事業では、冷凍食品事業で冷凍パスタ以外に力を入れて倍増を目指すことや、業務用冷凍IQFパスタなどを拡大していく方針など、トピックスが披露されました。そして、そのPRには、「コニャラ」のアニメを中心に展開していく方針です。

Welnaは既に7年前から海外ブランドとして使用しているもので、主に業務用のミックス粉など1300アイテムを持っています。新社名で目指すグローバル展開は、家庭用市場への参入に重点が置かれるようです。

「Welna(ウェルナ)」ブランドの意味するところは、Wellness by nutrition from nature ~「自然の恵みで、世界の人々に健康をお届けする」。wellnessは「ココロとカラダの健康」です。

社名変更公開動画→https://www.nisshin-foods.com/foods/nisshin-seifun-welna/


記者会見で小池社長は、日清製粉と日清フーズがイコールで一般の方々結びついていないこと、ファミリーブランドである「日清」「マ・マー」「青の洞窟」は非常に高い認知度であるにもかかわらず「消費者の皆様から見ると、マ・マーという会社、日清という会社、青の洞窟もどこかの会社になっている」と語り、新ブランド戦略を推進する意味を示しました。社名とブランドの戦略は、4年前から検討を進めてきたそうで、今まで価値あるブランドを育ててきた社内、社員の思いも詰まっています。「社名とブランドが一致することは非常に大きい意味がある。5年先10年先に必ずプラスになることであって、ぜひやりたかった仕事」(小池社長)

もう一つ、大きな方針発表は、小麦由来の機能性表示食品を来年2月、新ブランド「ナチュブラン」で提案すること。小麦ブランに含まれる「発酵性食物繊維」に焦点をあてる方針です。

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