〔市冷協キャンペーン報告会〕冷凍食品の利用者広がる。メリットの認識は十分浸透していない

首都圏の市販用冷凍食品の流通を担う首都圏市販冷食連絡協議会(略称:市冷協、齊藤顕範会長=写真)は10日、2020年度のキャンペーン終了報告会を開催しました。「市販冷凍食品は9月以降も好調をキープ。家庭に根付いてきた」と齊藤会長。

コロナ禍の影響で、実施期間を10月にずらした「毎日おいしい!冷凍食品キャンペーン~冷凍食品は今年で誕生100周年!」(日本冷凍食品協会協賛)消費者キャンペーは、期間が例年の半分の1か月間にもかかわらず、2万8千通超と多数の応募がありました。恒例のキャンペーンなので、毎年応募するリピーターが多い企画ですが、今年は、初めて応募した人が39%(前年29%)と多く、コロナ対策の巣ごもり需要で冷凍食品を買う方の間口の広がりがあったことを反映しています。

キャンペーン応募者が回答したアンケート集計結果によると、朝食での冷凍食品利用が若干増えていて、「主に食べる冷凍食品」は1位おかず、2位パスタ、3位米飯類、4位麺類(パスタ以外)、5位野菜の順位。20代は、おかず32%、パスタ33%とほぼ同率なのが目立っていました。しかし、「冷凍食品は生産から販売まで常に-18℃以下で管理されているので衛生的です。あなたは知っていましたか?」という問いに「知っていた」とする人は65%と前年の71%から下がっていました。

冷凍食品は普及していて、コロナ禍の巣ごもり消費需要増を背景に、家庭で活用する方が増えているのですが、『-18℃以下では細菌が増殖できないので、腐らない。腐らない冷凍食品には、保存料を使う必要がない』という冷凍食品の大きなメリットが、まだ十分に浸透していないことをアンケート結果は示しています。

報告会後半は講演も開催。三菱食品マーケティング本部戦略研究所の正木渉課長が、「Withコロナ時代の生活者と食品マーケティングのヒント」と題して講演。日本冷凍食品協会広報部の三浦佳子部長が、協会広報活動について講演しました。日本の冷凍食品は今年100周年でしたが、一部記念イベントなどを実施できなかったことから2021年を「100+1周年、新しい世紀として」PR展開する方針を語りました。100+1周年ロゴは2021年1月1日に協会ホームページにアップされるとのことです。

 

 

 

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