JCコムサ大河原毅代表が在千葉リトアニア共和国名誉領事に就任
㈱ジェーシー・コムサの代表取締役 CEO 大河原毅氏は、5月24日付で在千葉リトアニア共和国名誉領事に就任しました。同社はこれに伴い、同社千葉工場内に在千葉リトアニア共和国名誉領事館を開館しました。
(写真㊤は、名誉領事館にて左から在日本リトアニア大使館農業アタッシュのMr.Deividas Kliucinskas、大河原毅CEO、Gediminas Varvuolis(ゲディミナス・バルブオリス)リトアニア共和国特命全権大使、JCコムサ大河原愛子代表取締役会長)
当日朝には、千葉工場正面で記念のテープカットセレモニー。(写真㊤は、左から大使館Mr.Kliucinskas、JCコムサ和田隆介社長、同大河原CEO、バルブオリス大使、JCコムサ大河原会長、同千葉工場・武長栄治工場長)
引き続き会場を近隣のヒルトンホテル成田に移し、名誉領事任命式並びに記念パーティが開かれました。
写真は任命書をバルブオリス大使から受ける大河原CEO。後方は立ち合い人、薗浦健太郎内閣総理大臣補佐官・衆議院議員です。リトアニア共和国名誉領事館は、札幌、大阪、広島(福山)、岐阜に次いで千葉が5番目。「東京に近く、成田空港に近い。今日はリトアニアと日本の友好が大きく発展する素晴らしい日。外食産業界をはじめ社会に貢献するリーダー、そして何より魅力的で大切な友人として大河原毅氏を名誉領事迎えることは私の大きな喜び」と大使は語りました。
JCコムサは、リトアニア・マリヤンポレ市に本社を置く大手パンメーカー・マンティンガ社との信頼関係を築き、冷凍焼成済みパンの日本市場導入に成功しています。デルソーレブランドのガーリックバゲット、CO・OP/マンディンガ社コラボブランドのミニバゲットなど、マンディンガ社の製品になじみのある方々も多いことと思います。
名誉領事任命は、その貿易振興への貢献に加えて、大河原CEOがロータリークラブを通じ、リトアニア・カウナス市の「杉原千畝記念館」(元領事館、第二次大戦下杉原千畝氏が「命のビザ」を発行しユダヤ人約6000人の命を救った場所)の修復寄付活動に尽力し、同記念館の再生を果たしたこと、上智大学とヴィータウタス・マグヌス大学との交換留学を支援、マリヤンポレ市と北海道・八雲町の姉妹都市提携へ援助を行うことなど、日・リ友好の発展に幅広い活動をしていることが認められてのこと。
写真㊤は修復された杉原記念館内、「命のビザ」を書き続けた執務室。
大河原CEOは、リトアニアの首都ヴィリニュスから車で2時間半のマリヤンポレ市に向かった初めての訪問を振り返りながら、「美しい森、きれいな水、間違いなく良い製品と確信しました。順調にビジネスが拡大し、ふと気づくと契約を交わすことなく人柄、信頼だけで仕事が進んでいたんです。そんなリトアニアの方々との民間外交のお手伝いを一層進めていきたい」と意欲を語りました。杉浦記念館修復活動へ動いたのは、中曽根弘文日本リトアニア友好議員連盟会長のリトアニア外交の星勲章授賞式(2017年5月)に臨席したことが契機だったこと、昨年安倍首相のリトアニア訪問の際に記念館を案内したことにも触れました。
パーティでは、薗浦総理大臣補佐官が祝辞。杉原千畝の偉業がとりもつ日・リ両国の民間交流が、大河原CEOの名誉領事就任により一層進むことに期待しました。
千葉県から滝川伸輔副知事、
千葉銀行の佐立成信常務執行役員が祝辞。
そして、大河原会長との親交が深い堂本暁子元千葉県知事が登壇して乾杯発声を行いました。
【在千葉リトアニア共和国名誉領事館】千葉県成田市吉岡709-11 ㈱ジェーシー・コムサ千葉工場内 電話0476-73-6600 FAX同6661(JCコムサ本社にホットラインが通じ、民間交流の問い合わせ等に常時対応ができる)