丹波篠山の黒豆枝豆を世界に~令和元年「丹波篠山市」スタートの日に、小田垣商店・小田垣昇常務が社長昇格
令和元年がスタートした5月1日、兵庫県篠山市は、市の名前を「丹波篠山市」に変更しました。「丹波黒豆」、陶器の「丹波焼」、篠山城にデカンショ節などなど、市の名産や観光資源をより生かす市名変更です。
丹波黒豆といえば、1734年創業の小田垣商店。種苗店として明治元年に「黒大豆」種子の取り扱い開始して、地域の栽培を振興し、黒大豆の集荷販売も行ってきました。まさに名産品の立役者。そして令和元年、同社も新スタート!! 小田垣昇常務が新社長に昇格、就任しました。
本サイトでも幾度かご紹介してきましたが、小田垣社長は長年、「冷凍丹波篠山黒豆の枝豆」に注力していらっしゃいます。黒豆の枝豆は、秋の一瞬に味わえる丹波篠山の旬の味覚です。その瞬間を冷凍枝豆にして、1年中全国へ、そして世界へ販売していきたい、という夢とロマンが小田垣社長の冷凍食品開発の原動力。昨年秋には、地元に工場を持つケンミン食品とコラボして生産体制を整えました。春に小田垣商店を訪ねた時は、「昨年は天候要因の不作で予定した10tが生産できなかったのですが、今年は再度10tの生産を目標にします。最高品質のEDAMAMEを日本全国、世界の方々に味わってほしい」とうかがいました。令和で迎える秋が待ち遠しいですね。