手作り冷凍ほうれん草は色々使える!
冷凍生活アドバイザー西川剛史の「西川式ホームフリージング」!
食材別の冷凍方法、活用メニューをご案内いたします。
今回は冷凍生活アドバイザーの資格講座第1期生である野菜ソムリエプロの増田智子さんの役立つ冷凍テクニックを紹介させていただきます。
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こんにちは!
冷凍生活アドバイザー
野菜ソムリエProの増田智子です。
緑黄色野菜の代表!
栄養価の高さで知られる「ほうれん草」。
冷凍ワザを使って、美味しく、便利に簡単に!たっぷりいただきましょう。
まずはさっと茹でます。
ほうれん草にはシュウ酸というアクの成分があるので、アクが少なくサラダ用と販売しているほうれん草以外はさっと茹でた方がいいでしょう。
根元に十字に切り込みを入れ
水を溜めたボールの中でよく洗います。残っていた土も落ちますし、火の通りが均一になります。
さっと茹で上げてから、冷水に取ると色が鮮やかになります。
そして、切り込みから醤油をタラタラとかけ、ギューッと絞ります。(「醤油しぼり」と言います)
おひたしなどした際も水っぽくなく、またほんのり醤油味がついて美味しくなります。
冷凍する場合は、使い方に合わせてカットして冷凍保存袋にいれます。
ギューッと空気を抜くのがポイントです。
これなら、忙しい朝ごはんのみそ汁やスープにもすぐ投入できますね。
シチューやパスタにも♪
私からオススメはこちらの冷凍の仕方。
しっかりと水分を切ったら、細い棒状にして、葉と茎に分けてぴったりラップ。さらに冷凍保存袋に入れて冷凍します。
この葉の部分がけっこう使えるんです。
よーく凍らせたほうれん草の葉は、簡単にすりおろすことができます。
フードプロセッサーを使わずに、なめらかなほうれん草ペーストができます。
これは、ベジ恵方巻のイベントの時に作ったもの。
ちょっと見づらいですが、鬼のお顔部分はすりおろしほうれん草入りのごはんで作りましたよ。
またお子さんのおやつのホットケーキの色付けに!パン作りにも使えます。
なんと、このペーストを使えば、赤ちゃんの離乳食作りにも大活躍。
ほんのちょっとのおだしで伸ばしてお粥に混ぜてはいかが?
(この場合は「醤油しぼり」は控えめに。赤ちゃんの発達具合に応じて少しずつお試しくださいね)
色々使える!ほうれん草。
ぜひ、毎日のお食事に取り入れてみてくださいね。
以上、
冷凍生活アドバイザー
野菜ソムリエproの増田智子でした!
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