ヘビーユーザーは知っている、「保存料不使用」「つくりたての品質・栄養」
首都圏の方々だけの限定情報なのですが、毎年首都圏では、冷凍食品を買って応募すると、ギフトカードや魅力的なグッズが当たる消費者キャンペーンを展開しています。
主催は、首都圏市販冷食連絡協議会(略称:市冷協)。冷凍食品を取り扱う問屋が正会員、メーカーが賛助会員です。
今年は4万4383通の応募がありました。
本日の市冷協報告会では、アンケート応募者を対象に実施したアンケート結果が発表されました。
(問)冷凍食品は、一切保存料を使用していません。あなたは知っていましたか?
(答)知っている 61% 知らなかった 39%
おお~
普通にアンケートを取ると、この逆なのです。つまり、6割7割の方が、冷凍食品は保存料が不要、ということをご存知ないというケースが多いです。
「マイナス18℃という低温では、食品を腐らせる原因となる微生物が死んでしまうか活動できなくなってしまう。だから腐らない。腐らないから保存料は必要ないのです」と説明して、「あ、そうか~、そうなんだ~」「なるほどね~確かに」と驚いて納得するんですね。
さすが、市冷協キャンペーンに応募するユーザーの方々は、よくご存知。
もうひとつ。
(問)冷凍食品は急速冷凍(凍結)するので、作りたて・とれたての品質・栄養をたもっていますが、あなたは知っていましたか?
(答)知っている 75% 知らなかった 25%
これも、おお~です。
よくお使いの方は知っている、というより、市冷協のキャンペーンが毎年継続して実施されて、保存料不使用と品質・栄養保持という冷凍食品のメリットを訴え続けた成果として、皆様の認知が広がっている、と考えた方が良さそうです。
しかし、「保存料不使用を知っている61%は、まだまだ満足のいくものではない。もっと訴えていきたい」と市冷協の山根会長(写真した㊨)。
ほんとにそうですね。日常冷凍食品を買っていない方々にこそ、訴えていきたいことです。
お使いの方々にも、「冷凍でいい」ではなく、「冷凍だからいい」という気持ちで使っていただけるよう、売る側、作る側のPR努力がまだまだ必要、ということです。