美味しい冷凍そばにな~れ、幌加内産新そば、まもなく収穫!
北海道幌加内町、日本一のそばの産地です。
香りよく、薄緑の色合いが爽やかな新そば、まもなく収穫です。
「昭和40年代半ば、減反制作が始まったとき、数軒が、そばでも作ろうか~というのが始まり。5~6年で日本一(1980年)の産地になった」と北村忠一さん(北村そば農場代表)。
今では町の農地の8割はそば畑だそうです。
訪ねた北村そば農場は、その規模185ha。
端から端までカメラに収まりませんでしたが、散歩中のワンちゃんの様子からその広大さが分かると思います。
一面白いそばの花が咲く7月末~8月中頃までの風景は圧巻とか。
北村そば農場は、東京本社の麺専業メーカー、シマダヤ㈱の契約農場です。写真はシマダヤの牧実会長㊧、農場主北村忠一さん。
北村さんは、先陣を切って大型コンバインによる収穫(2002年~)を導入したり、安心安全・環境保全の厳しい条件をクリアして「JGAP(ジェイギャップ)認証」を取得(2009年11月)するなど、かなり意欲的な生産者。毎年5万人が訪れるという超人気イベント「幌加内町新そば祭り」の発案者でもあります。
すごいですね。スピーディに、そばの実だけを選別して畑から収穫できます。
収穫したそばの実は、乾燥させて保管。
で、そのスゴイ保管設備も見ました。低温倉庫なのですが、なんと超近代的な「氷室(ひむろ)」です。
さすが、極寒日本一(マイナス41.2℃)の記録を持つ町。下は今年4月1日に入れた雪ですが、500t入れて、まだ残っています。HIMUROS(byサタケ)という名前の倉庫システムです。
倉庫を説明してくれたJAきたそらち幌加内支所の楠木貴博さん。大きな扉を開け閉めしていただき恐縮。
倉庫の名前は、
雪の御殿 !
静かでクリーンな庫内に保管されているシマダヤ向けのそば原料。管から冷気が降りてきて庫内がひんやり13~15℃。
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今回のルポは、もちろん冷凍食品。
私の大好きなシマダヤの冷凍麺「北海道幌加内産そば使用 石臼挽きそば」のルーツをたどる旅です。
これです↓
あっとチルドのパッケージですが、、
冷凍もあります。
これは、家庭用ですが業務用もあります。
幌加内から札幌に向かう途中、日本最北のSA「砂川SA」で提供している、シマダヤの冷凍めん「北海道幌加内産そば使用 石臼挽きそば」を使ったメニューです。
美味しそうでしょう。
美味しいです。
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産地が明確、生産者直結、そして、お互いの信頼関係を構築して確かな品質の原材料での製品作り。
「良いものを出しているという自負がある。シマダヤに直接納めるということは、『悪いものは出せない』という緊張感になる」と北村さん。
北村さんの言葉を受けて、牧会長もうなずく。JGAP認証農場で栽培されたトレーサビリティ万全の原料、生産者の思いを受けて工場でもしっかりと、よりよい良い製品作りをする。「これが品質保証につながる」
原料産地に来るとワクワクしますね。
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今回のもうひとつの目的、「幌加内町新そば祭り」の話は後ほど。
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失礼いたしました。
なんて読むの?って、「ほろかない」です。