三菱食品・業務用「REIWA STYLE COLLECTION」~“食の可能性”、“地域創生”メニュー提案
三菱食品は、2月18日、19日の2日間、東京ドームシティ・プリズムホールで、業務用展示会「REIWA STYLE COLLECTION」を開催しました。会期中4,154名の来場で賑わいました。「食の可能性」と掲げた提案コーナーでは、牛肉食べ比べとサーモン食べ比べ、日本酒の新しい飲み方提案「サケハイ」各種、サステナブルな食材としての牡蠣メニューなど、試食・試飲を交えて体感する食材、メニュー提案を行いました。
会場入り口付近には「地域創生」コーナーを設けて、都道府県別の食材、メニューを紹介。その狙いは、「メニューのアイディアを提供して、日本各地の食品を盛り上げていくこと」と佐藤達也常務取締役(写真㊤)。また、「日本の伝統的酒造りがユネスコ無形文化遺産に登録されましたが、国内出荷量は低迷していて、新しい提案が必要。業務用卸店向けにはシステムを提供する機能を紹介するブースを設けました」と今回の注力企画を紹介いただきました。
インバウンド需要が盛り上がっているフードサービスマーケットですが、旺盛な購買力に対応した高単価の取れるメニュー向け食材の提案もがひとつの課題のようです。
日東ベストによる、ワンランク上の食材提案です。
四国日清食品冷凍のブースで、「怪獣レモンミンチカツ」。瀬戸内レモンの産地では、大きく育ち過ぎゴツゴツした形のレモンは、味が良いのに見栄えから出荷できないものがあり、それを逆手に取ってゴツゴツした形状のミンチカツを作ったそうです。ゴツゴツの見た目は、グループ企業日清シスコのコーンフレークを使用しています。すごいネーミングですが、実はサステナブルな取り組みです。
テーブルマークの新商品、タルトシリーズの試食風景。これをベースにお店の工夫でさまざまなトッピングができ、オリジナリティを出すことができます。見栄えの良いメニューは、SNS投稿での拡散も期待できますね。
新発売のプラントベースフード、業務用「BEYOND FREE」商品も披露しました。
日清製粉ウェルナのブースには、3月からCMがスタートするエプロン姿の大谷翔平選手等身大パネル。その横で「チュロス」各種の試食・提案。サイズのバラエティ、フィリング入りもとアイテムが増えています。
機能提案ゾーンでは、熱心な商談風景も。
小規模顧客に対応する「リクエ」事業の商談コーナー。