冷凍食品News

「冷凍食品専門店『@FROZEN』は新店ごとに新しいことにチャレンジしていきます!」イオンリテール青木部長

エフエフプレスで4月にルポしたイオンリテールの冷凍食品専門店『@FROZEN』の新店、横須賀店の続報です。米軍横須賀基地内の方々も買い物に来て大量購入、地域の皆さまからも大注目されて、予想以上の絶好調という新店。『@FROZEN』の品揃えを担当している同社デイリーフーズ商品部の青木郁雄部長に、同店の今後についてインタビューしました。


-『@FROZEN』についておうかがいする前に、今年3月の「FOODEX FROZEN」ステージ(ファシリエーター:冷凍生活アドバイザー西川剛史氏)で、「フローズンの未来は明るい。食品スーパーの半分が冷凍食品になるかもしれない」と発言されたことについて、確認させてください。


青木部長 「3分の1」と言うつもりだったんですけど、、、未来はそうなってほしいということです。まずは3分の1、いずれ2分の1くらいに、技術の進歩も背景にそうなるのではないでしょうか。ただ、家庭の冷凍冷蔵庫もそうなっていかなくてはね。
-つまり、冷凍半分・冷蔵半分ということでしょうか?
青木部長 そう。電子レンジの進歩や容器包装もポイント。3分くらいでどれもおいしく仕上がるようになったら、世界が変わっていくでしょう。
-『@FROZEN』は1号店がイオンスタイル新浦安MOMA(2022年8月)。多店化を表明して2023年度は5店を予定していました。今年の出店計画は?
青木部長 年度内に予定していたイオンスタイル新百合ヶ丘店内出店が今年5月にずれ込んだので(5月17日にオープン)、昨年度末で5店になり、4月オープンのイオンスタイル横須賀が6店目です。今年度は20店舗(2025年2月時点)にしたいと思います。

-出店地域も広がりそうですね。その次の目標は?

青木部長 100店になりますね。まだいつ頃にとは言えませんが。可能性は十分あると思っています。出店はスーパーの既存店に併設するので、既存の冷凍食品売場があるところに出る訳ですが、品揃えも違い、売れるものも違います。

『@FROZEN』では、「あ、こんなものまであるんだ。一度試してみよう」という感じでお客様に買っていただけています。ニーズに即して商品の改廃を続けていきます。

▲『@FROZEN横須賀店』店内
▲イオンスタイル横須賀店の冷凍食品売場
『@FROZEN』では、新店の度に新しいことをやっていこうという方針です。やってみて良いものは広げていき、今ひとつならやめるということを繰り返しています。

-横須賀店を取材したのは平日の昼間だったのですが、たくさんの人が売場に溢れるようにいて大変驚きました。確かに地域特性に合わせた品揃えも目立ちました。

青木部長 横須賀店では、『旅する@FROZEN』(全国スイーツ)の隣に、地元メーカー、ファミール製菓の品揃えを充実しました。そして良く売れています。素材系ジャンルでも新しいチャレンジがあります。

ベリー類を中心に冷凍フルーツの品揃えと、ポテト類を充実しました。フルーツもポテトも好調です。ポテトは新しい取り組みとして、マッケインフーズに依頼して、北米から日本未発売の商品を品揃えする予定です。
そのように、少しずつ新しいことをやっていきます。粉もん商品ももっと深掘りしていきたいですね。
-グループ企業(イオンサヴール)の『Picard(ピカール)』ブランドコーナーは、これまで全店に導入されています。
青木部長 お互い良い補完関係になっていると思います。
『@FROZEN』は冷凍食品専門店として、皆さまに、こんな冷凍食品もある、こんなに良い商品もあると品揃えして、分かっていただくこと、進化していくことで今後も支持されていくと考えています。
-『@FROZEN』店内での買い物風景を見ていると、「道の駅」みたいだなと思うことがあります。
青木部長 そうですか?私は例えばKALDI(カルディ)、cafferraant(カフェランテ)のような、何気なく入って新しい発見をしてもらえる店、そして新しい商品の話題を生む店だと思っています。
-なるほど。新店でのまた新しいチャレンジを期待しています。ありがとうございました。

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