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なんと、ハイブリッド式! 『大阪王将』羽根つき餃子・たれつき肉焼売の新ライン設置へ~イートアンドフーズ


イートアンドフーズの関東第三工場(群馬県邑楽郡板倉町)です。『日本最大最速級の餃子製造工場』をキャッチフレーズに、今年1月に稼働を開始したばかりの新工場ですが、早くも新ライン増設計画が11月6日発表されました。稼働開始は2024年3月予定。新増設関連で約7億円の投資額(自然冷媒冷凍機補助金額分含む)です。

増設する新ラインは、1月に稼働した『大阪王将 羽根つき餃子』製造ライン(写真㊤)の隣のエリア(同写真左側)です。

新ラインは、驚きのハイブリッド式ライン。つまり『大阪王将 羽根つき餃子』と『大阪王将 たれつき肉焼売』、2つの製品を切替えながら製造できます。

増設後の関東第三工場の生産能力は、月間約1000トン(羽根つき餃子に換算)。『大阪王将 羽根つき餃子』の生産力は、全体で月間約116%に拡大、『大阪王将 たれつき肉焼売』は、月間最大生産量が約200%になります。
同ラインでは自然冷媒を用いたスパイラルフリーザーを採用。100%省エネ型自然冷媒の冷凍冷蔵設備を導入することで、「温室効果ガス削減」を目指します。

仲田浩康イートアンドホールディングス代表取締役社長COO(イートアンドフーズ社長)です。先日の2024年3月期第2四半期業績発表会席上で、製品需要増に伴う生産ライン増強方針を明らかにしていました。
「20数年前に家庭用冷凍餃子市場シェアゼロからスタートして、シェアの獲得をひとつの目標としてきました。おかげさまで高い伸びを示し、新設第三工場もたちまちいっぱいになっています」とのこと。

同社家庭用冷凍食品の売れ筋ランキングは、1位『大阪王将 羽根つき餃子』、2位『大阪王将 スタミナ肉餃子』、3位『大阪王将 ぷるもち水餃子』。「ニンニクコテコテがここまでご愛顧いただけるとは」と仲田社長も驚くほど、コロナ禍中に発売された「スタミナ肉餃子」の人気は今も急上昇中。

今年秋発売の『大阪王将 暴走背脂ニンニクぶた餃』もその流れか、大人気の兆しだそうです。

売れ筋4位に入ってきたのが、大容量パックの商品。これも今年からの商品でヒットしています。


この11月は、レンジ対応餃子のセブンイレブン店舗導入拡大も話題です。

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