世界で最もサステナブルなミートカンパニーへ-オランダVION社の決意
ME・AT:つまりミー・アットでミート(MEAT)に似ているけれどミートではない新しい食品。Anuga2023、オランダのVION FOOD GROUPブースで、代替ミートの究極、ステーキ状の「ME・AT」を試食してきました。
ミート関連出展社が集まったホールの中でも、存在感のあったVIONブースです。賑わっていました。
もちろんミートの商談が中心ですが、ブース内でよく目立つ場所に、
プラントベーズの展示コーナーを設けていました。にっこりされているのは、VION FOOD GROUPのエリック ディ ヨンコマーシャルディレクターです。
ME・ATのステーキ(ショーケースの下段のもの)を焼いていただきました。脂身風も再現していて、見た目がお肉なので、雰囲気が出ます。原料はそら豆。日本ではプラントベース食品というと大豆原料が主流ですが、欧州ではそら豆やえんどう豆を使用することが多いですね。食べた感想は、少しドライな食べ心地であること、噛み応えが弱く感じました。今後改善次第で、本物と分からなくなるくらいになりそうです。「パティなど加工品は、サンドイッチなどにして、ほとんどお肉との違いがわからなくなっていますよ」とディ ヨン氏。「世界で最もサステナブルなミートカンパニーに」と掲げてのAnuga出展でした。