「冷凍で食の未来を創り、人々を幸せにする」 一般社団法人食品冷凍技術推進機構(鈴木徹代表理事)発足、29日にキックオフ講演会
冷凍で食の未来を創り、人々を幸せにする~Better Future with FROZEN!
冷凍食品、凍結食品に関して技術面から迫り、その健全な普及・発展を使命とする団体、「一般社団法人食品冷凍技術推進機構」(鈴木徹代表理事:東京海洋大学特任教授=写真)が2023年3月に発足しました。
同機構は、5月29日にキックオフ講演会を開催(オンライン、無料:定員 先着順250名)します。講演に続き、新一般社団法人の概要を説明、また、広く冷凍食品業界、冷凍食品関連業界の企業、研究者に本機構への参画を募ります。
食品冷凍技術は、ますます食の世界で重要性を増してきています。フードロスの削減、持続可能な社会、SDGs達成という観点からも注目度が高まっています。
昨今は、空前の冷凍食品ブームといわれていますが、食品冷凍技術に関しては、産官学それぞれ、さまざまなアプローチで進んできているのが現状です。科学的知見に基づき、これを整理していくことは、さらなる技術発展に道筋をつけることにつながります。それらの横断的連携推進を担うという意味でも、新団体発足は意義あること。
キックオフ講演会は、鈴木徹先生が2020年11月から毎月定期開催してきた「食品冷凍技術懇談会」の第31回オンライン勉強会の企画として開きます。写真は、4月に開催した第30回勉強会の配信風景です。第31回以降は、新団体の事業のひとつに位置づけ、継続して毎月開催していきます。6月以降は有料です。
鈴木先生が主宰する任意団体、食品冷凍技術懇談会の勉強会活動を続ける中で、「食品冷凍技術にフォーカスした団体の活動が今後の冷凍食品の発展に不可欠」という同先生の提言に賛同の声が高まり、新団体の発足に至りました。
理事は、山本純子(有限会社冷凍食品エフエフプレス取締役編集長)、西川剛史氏(ベフロティ株式会社代表取締役)、山本達也氏(技術士:農業部門、総合技術監理部門)。監事は、南谷哲央氏(株式会社テックデザイン代表取締役)。冷凍食品エフエフプレスは、引き続き月1回開催の懇談会に協力していきます。山本純子は団体の広報を担当します。
新機構の主な事業は、ラボ事業(試験・共同研究受託、技術指導、研修など)、教育事業(人材育成講座、一般講習など)、情報事業(科学的知見に基づく情報提供、食品冷凍技術懇談会はじめ会員サービス他)です。
3月に設立以降、冷凍食品関連団体の協力依頼、顧問、学術会員の登録依頼を進めています。
【第31回食品冷凍技術懇談会/一般社団法人食品冷凍技術推進機構キックオフ講演会】
演題:食品冷凍の科学と技術と今後の展望
講師:鈴木徹先生(一般社団法人食品冷凍技術推進機構代表理事、東京海洋大学特任教授)
日時:2023年5月29日(月) 15:00~17:00 ※オンライン