「ピエトロ」に行って分かった冷凍パスタ新商品「洋麺屋ピエトロ 博多明太子のカルボナーラ」のこだわり
ピエトロレストラン創業の地、福岡の博多明太子を使用したピエトロの家庭用冷凍食品新商品「洋麺屋ピエトロ 博多明太子のカルボナーラ」(265g)をご紹介します。もちろんレストランでも常に人気上位のメニューとか。
博多の名物『辛子明太子』×『カルボナーラ』は、一度食べるとクセになる、濃厚でクリーミーなおいしさ。もちろんパスタは、レストランと同じ、本場イタリアのAGNESI(アネージ)ブランドパスタをアルデンテに仕上げています。
内袋のままレンジで約5分。
お皿の上でよく混ぜて出来上がりです。クリーミー♪
さて、過日、ピエトロの店舗で同社広報室の方々からレクチャーを受けて分かったこと。それは、クリーミー系明太子パスタは、その滑らかさを表現するためあえて粒感を抑えているということでした。
これはお店で試食した、明太ペペロン。オイル系の明太子パスタは逆に粒感を強調するそうです。さすが専門店のメニュー。そんなこだわりがお客さまには分かり、人気メニューに。そして、人気メニューを商品化するので冷凍食品の販売も伸びているんですね。冷凍食品事業の本格参入は2018年ですが、冷凍食品売上は以降急成長して、製造ライン増強もしながら対応、2023年3月期では5000万円伸びて4億円規模の見込みとか。
さて、1980年創業のピエトロ、1号店はスパゲティ専門店でした。間もなく、スパゲティと一緒に食べるサラダにかかっているドレッシングがすごく美味しい!と評判になり、「分けてほしい」という人続出。最初は店舗自家製を販売していましたが、人気はうなぎ登り、ならばと1990年、ドレッシング工場を福岡県・古賀市の福岡食品加工団地に竣工したのが、レストランブランド「ピエトロ」商品の始まりでした。
ピエトロドレッシングは、発売42年を経て今年、累計販売数3億本達成間近。
すごいですね~ ちなみにイタリアンシェフらしきキャラクターの名前は「ピエトロおじさん」。イタリア人ではなくイタリア×日本のミックスだそうです。なるほど。
生産事業は、1995年にはレトルトパスタソース、そして2018年から「シェフの休日」ブランドで冷凍食品を本格発売しています。
ピエトロの生産工場は現在、古賀市内の近隣ですが3工場に分散していて、各種製品の販売拡大に対応すべく、それを集約する新工場計画を2022年秋に発表しています。「ピエトロ古賀新工場(仮称)」は、福岡県古賀市青柳釜田地区に、鉄骨2階建、建物面積約6150㎡、延床面積約8158㎡の規模で、2024年6月着工、2025年秋稼働予定です。土地を含め投資予定額は約60億円。工場敷地内には、レストラン、ショップを併設します。
蛇足ですがもう一つ。ピエトロドレッシングをかけようとボトルを上下に振っていたら、それはNGでした。ボトルの真ん中を軽く持ち、手首のスナップをきかせてグルグル回す、が正解。かなり入念に回してみると、ホント、美味しさがワンランクアップしました。ぜひお試しください。