ケンミン食品の「大西益央監修 グルテンフリーラーメン」を食べてみた
醤油味の冷凍ラーメンですが、ちょっと違うのはグルテンフリー!!
焼ビーフンでおなじみのケンミン食品が、昨年5月に発売した日本初のグルテンフリーラーメン、「TSURUMEN×GF RAMEN LAB 黄金の鶏油(チーユ)しょうゆラーメン」(ライスヌードル130g、スープ+具材:焼豚、メンマ381g)です。
開けると袋が3つ。スープはストレートスープで湯せんだけでOK。具も同様です。約5分で解凍できます。
ライスヌードル(乾麺)は沸騰したお湯に入れて約6分30秒ゆでます。ひとくち食べてみると、まさにラーメン。食べ続けるとちょっと小麦のラーメンとは違うかなぁと感じる程度です。130gのライスヌードルはけっこうボリューミーでした。米めんにかんすいを加えることで、つるっとした食感のラーメンが完成したそうです。スープは、宮崎県特産の「みやざき地頭鶏」を使用した香りの良い鶏だし醤油スープです。
TSURUMENとは、アメリカ・ボストンで人気のラーメン店「Tsurumen Davis」(店主、大西益央氏)のこと。そして、GF RAMEN LABは、ケンミン食品がグルテンフリーラーメンに特化して開設したECサイトです。来店客がよく尋ねる「グルテンフリーのラーメン」を提供したい大西氏と、米粉めんの得意なケンミン食品とのコラボにより、2年がかりで生まれたグルテンフリーラーメンです。
ケンミン食品のめんは、タイの自社工場で製造していますが、同工場はグルテンフリー認証(GFCO)を得た工場。もちろん、めんだけではなく、スープもケンミン食品のグルテンフリー工場(静岡)で製造されたグルテンフリースープです。
価格は2食2600円(税込)。グルテンアレルギーを持つ方々もラーメンが楽しめる、画期的な開発商品です。
近々、第二弾も予定されているそうで、グルテンアレルギー、小麦アレルギーをお持ちの方には、食のチャンスが広がる朗報です。
小麦、大麦、ライ麦などの胚乳から生成されるたんぱく質、グルテンの摂取による体調不良の問題は、日本ではまだ欧米ほど関心が高くないのですが、アメリカでは人口の3.7~8.0%、ヨーロッパでは1.3~15.0%いるといわれています。
メジャーではない細かなニーズにも、しっかりと対応できるのは、冷凍のメリットなんですね。改めて感心いたします。