アイス? まったり、すっきりと甘い高級南国フルーツ~台湾から「冷凍 シュガーアップル(釈迦頭)」
お釈迦様の頭に例えられるゴツゴツの表面。
台湾から届いた南国フルーツ「冷凍 シュガーアップル(sugar -apple)」です。1個500g~600g程度とずっしり。くるっと回すと、果実であることが分かります。現地では釈迦頭(しゃかとう)、鳳梨釋迦(パイナップル釈迦頭)と呼ばれる品種です。学名はatemoya(アテモヤ)種、バンレイシ属、バンレイシ科。米国ではフロリダなど暖かいところで栽培されているそうです。
昨年12月から日本向けに輸出しています。台湾での収穫時期は12月~翌3月ということで、まさに旬のフルーツ。
電子レンジ200W40秒で半解凍、硬そうな見た目ですが、包丁でサクッと簡単に半分に切れました。実は真っ白。
スプーンで食べます。南国単身赴任経験のある夫は、「これ大きい」とびっくり。食べていたのは小さい片手サイズだったそうです。上をカットしてスプーンですくったとか。500gの大きさは高級品種のようです。
外側の見た目から、食べはじめに覚悟を決めるというか、構えてしまいましたが(ドリアンのような強烈な味?)、それを裏切るように、ひとくちめから甘くて美味しい! アイスを食べているような、繊維質は冷凍マンゴーのような食感です。糖度は高く、完熟を厳選して急速凍結していることがよく分かります。
種を見るとバンレイシ(蕃茘枝)という名前も納得。種の周りにぷるんと美味しいところがあります。半分で種は41個とかなりたくさん。「お子さんや年配の方はご注意ください」と注意書きがありました。皮をむいてカットすると食べやすいと思います。2つめはナイフ・フォークで食べてみてGoodでした。
今回届けていただいたのは、こんな化粧箱。
台湾では、このように完熟状態のそのままを凍結したものの他、1口サイズにカットしたもの、スイーツに加工したものなどの製品も準備しています。日本向け、シンガポール向けに販売強化していく方針。中国が昨年3月から台湾産釈迦頭を輸入禁止としことが背景にあります。そんな事情はあるのですが、日本では、マンゴーアイス、タピオカドリンク、大鶏排(ダージーパイ)などなど、ずっと話題が続く台湾グルメ。ぜひ、「冷凍シュガーアップル」で、ブームの先取りはいかがでしょうか。通信販売で検索すると入手可能です。