〈17日まで〉冷凍食品、Picardをテーマに フルックスグループ第75回「惣菜のわかる八百屋塾」(YouTube配信)
青果流通、同加工、惣菜事業など幅広い農産物関連事業を手掛けるフルックスグループ(奈良県大和郡山市、黒田久一代表:日本惣菜協会副会長 フルックスグループWEB)の主催する勉強会「惣菜のわかる八百屋塾」は毎回全国から100名を超える参加者を得る人気企画ですが、第75回目の今回は、新型コロナウイルス対策により収録・配信となりました(2020年9月17日18時まで)。テーマは、「冷凍食品の近未来」。
第75回惣菜のわかる八百屋塾
当初は奈良で、フランス発冷凍食品専門店「Picard(ピカール)」を運営するイオンサヴールの小野倫子社長、冷凍食品ジャーナリスト山本純子(冷凍食品エフエフプレス取締役編集長)がそれぞれ登壇して講演、フルックスグループ黒田社長と来場者をまじえたディスカッションの企画で今年2月に予定していたのですが、新時代に対応してYouTube配信というスタイルになりました。企画遂行をあきらめず、さらに充実した企画で実現された黒田社長はじめ企画メンバーの方々に頭が下がります。
配信内容は、イオンサヴール小野社長講演、山本講演に加えて、必見!は「Picard」最新店舗の武蔵小金井店を小野社長自らが案内する動画(社長オススメのアイテム満載!)、さらに、ディスカッションには、プレミアムデリカを製造・販売する㈱富士物産のトウサック路子社長(日本惣菜協会理事)が加わり4名で、幅広い視点から「コロナ禍における冷凍事業と3~4年後を見据えた冷凍事業」について語り合いました。
ディスカッションの中で黒田社長は、欧州視察で出会った「Picard」業態に対する長年の熱い思いを語ると共に、かねてより開発に取組んできた「冷凍かきあげ」製品の本格展開計画を公表しました。青果を扱う企業として、黒田氏は日頃から「自然の恵みに感謝して無駄にしない」「余すところなく使い切る、売り切る」と発信しています。そうなのです。冷凍食品は単なるひとつの食品分野ではなく、食品を美味しく、無駄なく、時間と空間を超越して保管・流通して食卓に届けるシステムなのです。エフエフプレスでは引き続き、フルックスグループが取り組んでいく冷凍食品事業に注目していきたいと思います。
第75回惣菜のわかる八百屋塾
収録・配信されている第75回惣菜のわかる八百屋塾のプログラムは次の通りです。
1.フルックスグループ 黒田久一代表挨拶
2.講演「冷凍食品のトレンド~歴史 100 年目に劇的変化~」山本純子 冷凍食品エフエフプレス 編集長
3.講演「Picardに憧れて」小野倫子 イオンサヴール株式会社 代表取締役社長
4.Picardソコラ武蔵小金井店視察
5.(株)富士物産紹介
6.(株)味の大和路 冷凍事業紹介
7.フルックスグループ商品開発部ピカール商品試食の様子
8.ディスカッション「コロナ禍における冷凍事業と3~4年後を見据えた冷凍事業」
小野倫子 イオンサヴール株式会社 代表取締役社長
トウサック路子 株式会社富士物産 代表取締役社長
黒田久一 フルックスグループ 代表
司会: 山本純子 冷凍食品エフエフプレス 編集長