冷凍食品2015できごとランキング(その3)
数日ウイルスとの戦いが激しく、、、流行りの風邪ではなく、ノロでもなく、コンピュータの、です。
なんとか乗り越えました。ご安心ください。Webからは伝染りません。
さて、2015年の冷凍食品売場トピックスの第1位は!
「コンビニ冷凍食品の大躍進」
ですねぇ、やはり。
皆様お気づきでしたでしょうか?
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートはじめ、大手コンビニエンスストアで、冷凍食品売場が広がってきました。
しかも、大手メーカーが製造するダブルブランドのオリジナル商品。
冷凍食品が、いろいろな方々にとって身近になったということですね。
喜ばしいことです。
コンビニ冷凍食品の市場規模は、2年で6割増えたとか、かつての10倍とか、いろいろ言われています。
家庭用の冷凍食品は、7割スーパー、3割がコンビニ・宅配(生協ほか)になったね、と言う人もいます。
10年くらい前ですと、「なんでコンビニ商品を作らないのですか?」と聞くと、メーカーからは、「コンビニは定価販売でしょ。近くのスーパーで安く買えるのに売れるわけないよ」という返事が返ってきました。
コンビニでも、「週に1個しか売れない商品は置けないでしょ」という感じでしたね。
コンビニ冷凍食品は、100均商品からスタートして、最近は『今日、すぐに食べたいもの』という観点から商品開発が進んでいます。
麺類も、汁付き袋入り(煮る調理)から、スパゲティ・トレイ入・レンジ調理といった感じに変化しましたね。
コンビニ店内でも、気軽に食べられる商品として認知されるようになったのが今年だったように感じます。
コスパも良し。
でも、店舗にとっては安いスパゲティより、お弁当コーナーの高めのスパゲティが売れた方が嬉しいのでは、、、と少し心配。
スーパーの商品より少なめで、使いきりが便利というだけではイタダケナイ感じ。
冷凍だからこその、がつんと品質の良いものが出てくると、買う方も売る方も嬉しいのではないでしょうか。