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キンレイ「お水がいらない」シリーズが累計販売数1億食を突破!! 2019年度売上は141億円、4-6月は前年比140%


鍋でそのまま温めるだけ!手間なしの美味しさを実現する三層構造、キンレイの「お水がいらない」シリーズが、2019年度で累計販売数1億食を突破しました!!

すごい急カーブですね。2010年に発売して、10年目で1億食に到達。2019年度の年間販売実績は2500万食でした(3月までの出荷実績から算出)。今年度計画は2700万食ですが、コロナ禍巣ごもり需要で急伸、キンレイでは3000万食近くになるのではないかと予測しています。

最初の写真を鍋で解凍したのがこれ、昨年発売した「お水がいらない 五目あんかけラーメン」(横浜中華街発展会協同組合監修商品)ですが、この秋リニューアルされます。

中華料理の技法「油通し」にならい、鉄鍋で炒めた野菜をシャキシャキ食感に仕上げるリニューアルです。ヤングコーンなどは、わざと焦げ目がつくくらいに焼いて香ばしさを出しています。スープのとろみ感も見直し、よりスープのコクを感じる仕上がりになっています。パッケージも高級感のある雰囲気に変更。

28日の新商品発表会は。検温、マスク、マイクのその都度消毒、記者席は1テーブル1人のディスタンスと厳重、徹底的なコロナ対策を打って開催されました。こんな雰囲気での試食は緊張感が漂いますが、やはりメーカーの熱意を感じます。また、記者団も実食してこそ伝える言葉に熱がこもるかと。

キンレイの2019年度(2020年3月期)売上高は141億5800万円で前年比114%。利益も2017年に新大阪工場の投資があったので17年、18年と欠損でしたが、19年度は黒字転換、税引き後純利益3億9000万円です。「前年業績は最終1-2カ月コロナウイルス流行で在宅勤務・外出自粛の影響があり伸びたと思いますが、冷凍めん自体がメジャーになってきて環境が変わってきたと感じています」(和田社長) 今年度4-6月は前年比140%と大きく伸びていますが「これは実力ではなく、実力は20%くらいだと思います」(同社長)

「2017年に新大阪工場を竣工した時は、売上150億円を目指す工場と考えていましたが、今年度予算は148億円。しかし、通常は閑散期になる6月までが最需要期と同等の稼働になって、すでに150億円を超える見込み。次の工場も計画しなくてはという状況」(白潟常務) 新年度は新経営方針を策定して、①理念浸透プロジェクト②味の探求プロジェクト③CSRプロジェクト④業務プロセス刷新プロジェクトの推進を掲げています。組織体制も3本部制(営業、生産、管理)から「商品本部(商品部・購買部統括)」を加えて4本部体制に。

さて、会見では、味の探求プロジェクトの一環が紹介されました。抜群に美味しい醤油ラーメン、「THE 醤油らーめん」の試食です。

とにかく凝りに凝ったラーメン。コクがあって深みがあって(例えば鶏ガラは3種類の組み合わせ)、麺も風味良し(北海道小麦春よ恋)、こだわりのチャーシューをはじめ具は全てうなるほど美味しかったです。このラーメンは非売品で、美味を探求して社員全員が共有するためのプロジェクトなのです。最高のものを目指して実際に作り、それを確認して商品をどう考えていくか?という、びっくりするこの取組みは、実はずーっと鍋焼うどんで実施してきたことなのでした。だから、キンレイ鍋焼うどんは美味しいのです。

恒例のダミーパッケージでの撮影ですが、今回はマスクをはずして、グッと息を止めて静かに、、、、

 

 

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