東の「横浜家系」、西の「塩元帥」 キンレイのお水がいらないシリーズ新商品
東の「横浜家系ラーメン」
西の「塩元帥 塩ラーメン」
キンレイ「お水がいらない」シリーズ2019 秋新商品です。目玉商品「五目あんかけラーメン」(既報「お水がいらない 横浜あんかけラーメン」発売)と共に8月26日発売です。
横浜家系は、1970年代から横浜に根付くご当地ラーメンの総称ですが、その中でもいろいろな傾向があるそうで、新商品は、㈱ラーメンデータバンク監修を得て、横浜家系らしい味わいと具を追求して開発しました。つまり、①豚骨をベースに醤油をきかせた濃厚スープ②鶏油(チーユ)をきかせている③定番具材のチャーシュー、ほうれん草、焼き海苔④中太ストレート麺、です。
もちろんキンレイ独自の三層構造。具材は一目瞭然です。焼き海苔は小袋を別添しています。
ラーメンデータバンクとは、ラーメン評論家の大崎裕史さんが会長を務めているラーメンを事業テーマにした会社です。
「塩元帥 塩ラーメン」は、関西の人気店「塩元帥(しおげんすい)」塩元帥 公式ページ監修商品。「天然素材の良さを活かす」という創業者のこだわりを再現しています。まろやかでコクの深い塩スープ、具は、チャーシュー、メンマ、青ねぎ、焦がし玉ねぎ、刻みゆず果皮、糸唐辛子。香ばしい炒め玉ねぎが食欲をそそり、ガツガツといけますが、たまに口に入るゆずの香りが爽やかにリセット。また美味しくコク味を味わえるという、味変が楽しい不思議な塩ラーメン。
もちろん、三層構造。お鍋にポンと入れて温めるだけで出来上がります。
さて、先日の発表会では、営業第二部澤田部長から「お水がいらないシリーズ、2010年以来累計販売数8,000万食突破」との発表がありました。今年の目標は2,300万食ですから、2019年度1億食突破はほぼ間違いなし、です。今回の新商品はラーメンが3品。お水がいらないシリーズは2010年発売当初は「鍋焼うどん」はじめうどん類が販売のほとんどを占めていましたが、2014年「ラーメン横綱」の発売が転機になってラーメン類も伸びていきました。
2018年度は、お水がいらないシリーズで販売数2100万食(前年比115%)。内訳ではラーメン類1150万食(同100%)、うどん類950万食(同125%)で、「具付きうどんシリーズの№1になりました」(澤田部長)。
発表会では、かねてより取り組んでいる地方ラジオ局とのタイアップ商品で新企画(広島RCC「バリシャキNOW」タイアップ「鯛だしラーメン」)も紹介されました。地域限定で「地道なファン作りも続ける」と福田マネージャー。
発表会の最後のフォトセッションは、いつもなぜか硬い表情~照れ笑いモード。今回は、新商品3品それぞれの開発担当も一緒に(前列左から、商品開発部の海江田さん、太田さん、古濱さん、後列左から、澤田部長、和田社長、福田マネージャー)。
家系ってなんの味か、よくわかりませんが、美味しそうなスープの色合いだと思いました。