いつものポテトに+α ローディット・フライのメニューセミナー
俵型のポテト、テーターフライにマシュマロとミックスベリーのセット~レンジで温めるとマシュマロとベリーが溶けて美味しいマシュマロベリー・ディップソースになって、いつものポテトが楽しいメニューに。
商業界オンライン主催、米国ポテト協会協力「米国産ポテトのミニセミナー」(2018年12月14日、東京・大崎駅前 中央化学(株))の会場で提案された惣菜売場向けのメニュー提案です。米国産のフライドポテトは、ハンバーガーのお供としてのポテト、肉料理の付け合わせだけではもったいない!! プラス・アルファすることでポテトが主役になる、価値あるメニューに変身します。
とはいっても、ハンバーガーにセットされるポテトは冷めたらヘロヘロのふにゃふにゃ、惣菜メニューには向かないのでは?と思いがち。ところが、フライしてから時間が経っても「へたらない」でサクサク食感という、でんぷんコーティングタイプがあるのです。これを活用すれば、デリカ(惣菜)メニューもOK。当日は冷凍ポテトのほか、乾燥ポテト(ディハイポテト:フレーク、グラニュールなど)の提案もありました。
ソースをつけたり、チーズやチリビーンズ、ベーコンを乗せたり、メニューの幅は無限大。
こんな外食メニューは、インスタ映えすると人気が出そうです。
日本ポテト市場の№1シェア、ラム・ウエストンのポテト製品とローディット・フライ提案コーナーです。いろいろな種類があって楽しいですね。
シンプロットも製品を展示紹介。
セミナーの一大テーマは、ローディット・フライ(Loaded Fries)。Loadとは、アップロード、ダウンロードの「ロード」と説明がありました。つまり、積み込むフライドポテト、です。ソーセージとブロッコリーとパプリカとハニーマスタード、乾燥ポテトでマッシュポテトを作ってフィッシュパイ、テリヤキチキンとアボカドでマヨソースなどなど。セミナー後は実際に試食も行いました。
ミードソースやチーズと合わせると最高に美味しい、俵型のテーター。本場アメリカでも需要が伸びているそうです。
セミナー講師は、城取フードサービス研究所代表の城取博幸氏。実際の惣菜メニューに導入にて、オペレーションを実証・研究、惣菜メニューとしてのポテトの可能性について語りました。
Foodbiz-net.comの道畑富美氏は、様々な事例から惣菜メニューの可能性、差別化戦略を語りました。マシュマロベリーソースやオムレツ(キユーピー)とのセットなどは、道畑氏によるひとひねりのアイディアメニュー。
阪急デリカアイ社長の森川保氏は、当日の試食メニューを解説し、「ポテトは老若男女問わず好まれる。和洋中幅広く利用でき、主食にもおつまみでもOK、しかもコスパが良い、使い勝手の良い食材」と語り、活用メニューを積極的に導入する方針を示しました。
以上、業務用メニューのご紹介でしたが、家庭でも十分応用ができそうですね。