噛む力が弱くなっても「吉牛」が味わえる! ちょっと感動
知らない人はいない(であろう)「吉野家」の牛丼。冷凍食品で「吉野家 牛丼の具」があり、生協宅配の人気商品ですが、今月開催された業務用食品の商談会「ヤグチ秋季見本市」会場で、びっくり! 吉野家の「牛丼の具」「豚丼の具」に介護食があるのです。もちろん、業務用冷凍食品。本家本元、㈱吉野家が、「新業態営業本部」内に「ケア事業」を立ち上げて取り組んでいます。商品名は「吉野家のやさしいごはん」シリーズ。そうなのです、高齢になって良く噛めなくなっても、飲み込みにくくなっても「吉野家の牛丼」を美味しく食べられるように、というやさしい商品なのです。
会場で説明してくださった、ケア事業営業の佐久間さん。「社員がお父さんのために考えた商品」だそうです。親孝行息子のやさしい商品なんですね。手に持っているのは、貸出用の丼!!!
介護施設などのイベントにノベルティグッズを貸出しているんですね。感動しました。
商品は「やわらかタイプ」と、さらに具材を細かくカットして“とろみ”を強めた「きざみタイプ」の2タイプ。個食80g(レンジ解凍、湯せん解凍兼用)のパッケージと、大袋(5食分と10食分)があります。現在は施設向けに提案しているそうですが、認知が広まれば在宅介護向けにも可能性はありそうです。
試食品です。試食しました。おかゆに乗せていました。味わいそのままです。やさしい気分になりました。