キンレイ、長崎ちゃんぽん発祥の店「四海樓」監修の冷凍ちゃんぽん! サンプル入手~スープ飲み干し注意報~
キンレイの「お水がいらない」シリーズが年間販売数1,400万食を突破(2017年4月現在)したそうです。昨年度は前年比1.5倍! この7月には累計5,000万食を突破したとか。
鍋に入れて温めるだけの簡単調理で美味しさ均一、専門店の味!というのが受けたのですね~ すごい勢いで販売が伸びて、シリーズナンバーワンの「ラーメン横綱」は、「日経POSセレクション」金賞を受賞したそうです。
そして、先日発表されたシリーズ新商品は、「長崎ちゃんぽん発祥の店 四海樓」、「ほっこりかぼちゃのほうとう」。発売は8月21日ですが、サンプル(パッケージの中身のみです)をいただき試食! 特にちゃんぽん。四海樓は明治32年創業の老舗中華飯店。昔わざわざ長崎に四海樓のちゃんぽんを食べにいった私としては、いち早くその味わいを確認したい!
で、まずは野菜の炒め感、風味に驚きます。商品説明に「鉄鍋で炒めた野菜」とありますが、聞けば「新工場に鉄鍋の具材炒め行程を新設しました!」とのこと。軽く「鉄鍋」と言いますが、食品工場ではメンテナンスの楽なステンレスが常識。本気のちゃんぽんなのだと感心しました。
通常、冷凍めん調理は、めんがほぐれたらOK、出来上がりですが、この商品は追加で煮込んだ方が美味しいそうです。ちゃんぽんは、具材を炒めてそこにスープ、そしてめんを入れて煮込むのです。スープを作って、その中にお湯を切っためんを入れるラーメンとはちょっと違う。
さて、炒め感の風味を感じながら試食。スープを一口。色合いは豚骨か?と思ったら違います。濃厚白湯スープは、鶏ガラスープをベースに豚骨プラス、さすがの本家本元志向です。そこに魚介の風味が混じっています。かまぼこの形が惜しい、、、長方形でなきゃ~と感じましたが、それ以外はパーフェクトかも。めんも美味しい。スープは飲み干し注意報発令です。
さて、お次。「ほっこりかぼちゃのほうとう」。全部ひらがなですね。
これは、すごい具在感! なんですか!この大きなカットのかぼちゃは!「ほっこり種」というかぼちゃだそうで、女子好みですね。肉なしの具は少し寂しいなーと思いましたが、かえってヘルシーに緑黄色野菜と根菜を「食べた!」という満足感がありました。
2品いずれも先行ブランドを追いかけるメニューですが、鍋で「煮る」調理、というキンレイ独自のスタイルで勝負、ですね。複数のブランドが競いあってこそ冷凍食品のマーケットに活気が出てきますし、買う側にとってみれば選ぶ楽しさも味わえます。