旬のいちごは冷凍ワザでもっと楽しめる♪
冷凍生活アドバイザー西川剛史の「西川式ホームフリージング」!
食材別の冷凍方法、活用メニューをご案内いたします。
今回は冷凍生活アドバイザーの資格講座第1期生である野菜ソムリエプロの増田智子さんの役立つ冷凍テクニックを紹介させていただきます。
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みなさんこんにちは!
野菜ソムリエproで冷凍生活アドバイザーの増田智子です。
ショートケーキにはやっぱりこれ!
「いちご」!
赤くて甘酸っぱくてかわいくて。甘い香りも人気のヒミツですよね。
最近では様々な品種が店頭に並び、いろいろな味わいが楽しめるようになりました。そして、ハウス栽培によって出荷できる期間も長くなり、クリスマスごろから春のスイーツフェアでも欠かせない存在となっています。
でも本来の旬は路地で5月から6月の初夏のころ。
ハウスものもそろそろ終わりの時期になってきましたから、冷凍ワザを使って!ちょっとでも長くいちごを楽しみましょう!
まずはいちごの洗い方です。 せっかくの風味が落ちてしまうので、ついているホコリを払う程度にボウルの中でさっとふり洗いをします。
ヘタは洗った後に取るようにすると水っぽくなりません。
冷凍方法その①そのまま
ヘタを取ったいちごはシロップに絡めてカットせずにそのまま冷凍します。
シロップはグラニュー糖1に対して水1で作りました。
冷凍保存袋にシロップといちごを入れて、できるだけ空気を入れずパックするのがポイントです。
凍ったまま、アイスキャンディーのようにがりがりかじってもおいしいので、冷凍庫に入れておくとすぐ子どもたちに食べられてしまいます(笑)いいおやつですね。
冷凍方法その②ジャムにして
いちごが安くたくさん手に入ったときに特にお勧めです!お鍋にいちごと砂糖を一緒に入れてまぶし、しっとりしてきたら火にかけます。
砂糖はいちごの甘さによって調節しますが、常温保存するジャムとは違って冷凍するので必要以上に砂糖を入れる必要はなく、そういう面からも冷凍のメリットがありますね。
お鍋を弱火にかけると水分が出てきます。あくをとりのぞきながらコトコトと煮ていきましょう。
いちごから色が抜けてきて白っぽくなってきたら中火にし、とろみがでるまで煮詰めていきます。 出来上がりはシロップといちごにわけて冷凍保存袋に。
使いたいときには袋ごと流水に浸して解凍します。
このシロップを炭酸で割っていちごサワーにも!
いちごの甘みが強いので、ちょっとだけお酢(私はお気に入りのりんご酢を)を混ぜてもすっきりとします。大人は白ワインなどで割っても。
果肉の方は使う分だけパキパキ割ってシリアルやチアシードと一緒にヨーグルトに入れたり、アツアツのトーストにのせて溶かしながらジャムとして食べてもおいしそう!
でも、一番はこれらぜーんぶを使ってのかき氷をおススメします!!
まずは、通常の水で作ったかき氷の上に、
①のそのままで冷凍したいちごをかき氷器でかいて、
②のジャムのいちごを解凍してのせ、シロップをかける。甘みの調節は練乳で!これはたまりません!!お子様たちも女子も大喜び、パパだって大好きでしょうね。
外の気温はだいぶ暑くなってきましたから、我慢せずに美味しいかき氷を作って食べてみてくださいね。
以上、冷凍生活アドバイザー・野菜ソムリエproの増田智子でした!
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