イオン岡田社長「フローズン、オーガニックのリーディングカンパニーになる」

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12月8日は「有機農業の日」。イオングループが9日、麻布十番にオープンする、フランスのBIO(ビオ=オーガニック)専門店「Bio c’Bon(ビオセボン)」(欧州5カ国140店)の初上陸店、冷凍食品専門店「Picard(ピカール)」2号店の記者会見が開催されました。

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imgp9605ピカール2号店は当初「中目黒店」が予定されていましたが、1号店の「青山骨董通り店」が、「想定の3倍の売上に」(岡田元也社長)なって延期。「麻布十番店」が繰り上がって2号店です。

imgp9601野菜カテゴリーはかなりバラエティに富んでいます。素材系、ミックス系、調理してあり加熱するだけのものなどなど。

imgp959412月ですからノエル、クリスマスパーティ向きの商品が並びます。

imgp95831号店で一番売れているミニパイセット。サクサクのパイ生地が美味しい。アペリティフ(食前酒)用のおつまみですね。

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野菜、アペリティフ・前菜、シーフードと続いて、メイン料理のところにくると、保冷バッグも置いてあります。きちんと保冷して持ち帰りましょう。

imgp9588じっくり選んで大量に買う方には保冷機能付きカートも用意してあります。

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ピカール社フィリップ・ダイエ社長、イオンサヴール小野倫子社長。

「40年来消費志向を捉えて開発してきましたから、フランスの家庭の半分がピカールを使っています」「私がピカールの社長だと言うと、女性から『あなたは私の大親友よ』と言われます」とダイエ社長。

ピカールの柱とするものは4つ。①イノベーションによって選択の幅が広いラインナップを提供すること②最新の急速凍結技術で製造、保存料、着色料、人口甘味料、うま味調味料など使わないこと③食品の安全性。年間5万5千件の分析実施④サービスの質の高さ。

「日本は冷凍食品というと『時短』。それは一つのメリットで全てではありません。忙しい時には電子レンジでできるもの。時間があって素材からつくる時には、便利で、ゴミが出ないなど料理をする人に優しい食材が冷凍食品」と小野社長。ご自身のお気に入りは、朝起きてオーブンにセットしておくと、身支度する間に香ばしい焼きたてができるクロワッサン。BIOの野菜スープ。「小学2年の息子はミネストローネが大好き」だそうです。

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「ビオセボン」の売場は、野菜売場から始まり、中央にオープンキッチンとイートインのテーブル。右側には、乾物量り売りコーナーと、ワイン売場、奥に加工食品と雑貨があります。

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さて、記者会見。記者団の質問はイオンの岡田元也代表執行役社長に集中しがち。オーガニックの市場が日本ではまだ未成熟。どこに勝機があるのか?ということ。

「パートナーと一緒に、フローズン、オーガニックどちらの分野でもリーディングカンパニーになる、ということ。変化を見れば、共に大きな分野になると確信している」と岡田社長。

また。こんなコメントも「価値観が変わっていることに対し小売が応えきれていない。メーカーも同様。冷凍食品では割引販売ばかり、売っている商品も旧態然として炒飯だとか、、、イオンでワールドダイニングシリーズが大きなヒットとなったように、コンセプトは変わっている。これに積極的に応えていかなくてはいけない」。

プレミアムな冷凍食品が日本市場に参入できる時期になったと、イオン-ピカール両社が確認しての専門店展開ということです。

会見終了後の岡田社長発言では、イオン店舗内3カ所で現在設置している「ピカール」売場は拡大する方針であること、また、日本国内メーカーでピカール仕様の生産を行い、「いすれ日本独特の商品がピカールで受け入れられる可能性もある」ということでした。

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ビオセボンの創業者、ティエリー・ブリソー氏。「ビオセボンの基準は、2つ。オーガニックであるということと、美味しいものということ。お客さんは健康に取り憑かれた人ではない。自分の健康と環境に優しいということを選ぶ人。今後オーガニックのボリュームが増えれば価格差は縮まる。わが社はまだ8年の歴史しかない」

オーガニックに関して岡田社長は、「日本人は根拠なく日本の食品が世界一安全と思っている、そして産地ばかり議論している」「ビオセボンは、オーガニックは金持ち相手のものではないと考えている。普通の人がより良いものを買える店」

確かに身近に、リーズナブルな価格帯で提供する店があれば、オーガニックの需要は今よりも増えるはず。意識改革と需要創造が一気にすすむ日が来るのでしょうか、、、

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